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猫に歯磨き 5段階で歯ブラシを好きにさせる方法 獣医師が解説

7/28(金) 11:00配信

sippo

 猫も人と同様に、歯周病が多く発生します。歯周病は、口の中の不快感や痛み、口臭の原因になるばかりか、血流を介して細菌が腎臓、肝臓、心臓など全身の重要な臓器に運ばれて悪影響を及ぼします。健康で長生きするためには、歯周病の予防が大切です。ぜひ子猫の頃から歯磨きをする習慣をつけておきましょう。また歯磨きと同時に口の中を見る習慣をつけ、異常を見つけたら早めに獣医師に相談しましょう。

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 歯磨きを習慣にするためには、猫を歯磨き嫌いにしないことが大切です。歯磨きの練習をしたら、次に歯ブラシを見せたとき、猫がどんな行動をするか観察してください。歯ブラシを見て逃げようとするようならやり方がまずいと考えて下さい。

 歯ブラシブラッシングを応用して歯磨きに上手に慣らす手順を書きますので参考にしてください。

ステップ1
 猫が気持ちよく寝ている時に歯ブラシであごや口の周り、頭部などをブラッシングして、歯ブラシブラッシングを大好きにさせましょう。

 猫がのんびり眠っている時など、スイッチオフの時に行うのがコツです。猫がスイッチオンになって歯ブラシをおもちゃにしたり、かみそうになったらすぐに歯ブラシを取り上げてください。歯ブラシをかむ癖をつけてしまうと歯磨きをしようとする度に歯ブラシをかむようになり、歯磨きがうまくできません。

 しっかり遊んで遊び疲れて眠っているようなタイミングでもう一度チャレンジしてみましょう。

ステップ2
 片方の手で歯ブラシブラッシングをしながら、もう一方の手で口元やあごのあたりを気持ちよく触る練習をしましょう。

ステップ3
 歯ブラシブラッシングをしながら口元を触り、その延長でそっと唇をめくってみましょう。一瞬でやめてすぐに猫が好む部分を歯ブラシブラッシングします。

ステップ4
 猫が唇をめくることを受け入れてくれるようになったら、口周りをブラッシングした延長で歯と歯茎の間にそっと歯ブラシをあててみましょう。一瞬でやめてすぐに猫が好む部分を歯ブラシブラッシングしたり、なでたりします。

ステップ5
 少しずつ歯ブラシを歯と歯ぐきの間に当てる時間を延ばしましょう。猫が嫌がる前にストップして気持ちよく行うことが成功のコツです。嫌がるのを無理にしていると攻撃性を引き出してしまう危険性がありますから、あくまで穏やかに取り組んでください。練習はほんの少しの時間で十分です。短時間の練習を根気よく続けましょう。

 また力を入れすぎると嫌がる原因になりますので、そっとやさしくブラッシングしてください。特に歯の抜け替わりの時期は注意が必要です。また口腔内に異常があるときには獣医師に相談してください。

(村田香織・もみの木動物病院副院長)

sippo(朝日新聞社)

最終更新:7/28(金) 11:00
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