ここから本文です

中里鉱業協会長「非鉄市況堅調、経営環境は安定」

7/28(金) 6:02配信

鉄鋼新聞

 日本鉱業協会の中里佳明会長(住友金属鉱山社長)は27日の定例会見で直近の非鉄金属市況について「ドル安や中国の景気減速懸念の後退により総じて堅調に推移している。主な企業が公表している非鉄価格の予想数値と足元の価格を比べると概ね上回っており、経営環境は安定している。会員各社が事業戦略を進める上で悪くない環境だろう」と好意的な印象を示した。その上で「足元では銅価が2年ぶり高値を示しているが、急激な上昇から日が浅いのでこの水準がこの先も続くかどうかは不透明。ただ、中国経済が秋の共産党大会まで平穏に推移するのであれば、非鉄価格もそれなりの価格で推移する可能性が高い」と見通した。

 また6月16日に公布された改正バーゼル法について「公布による影響が出てくるのはこれからだが、使用済み鉛蓄電池の海外流出への対応とEスクラップ(電子機器スクラップ)の輸入手続きの簡素化が解決の方向に向かうと期待している」とした。

最終更新:7/28(金) 6:02
鉄鋼新聞