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日鉄住金鋼板、50億円投資し船橋で次世代GL鋼板生産

7/28(金) 6:02配信

鉄鋼新聞

 日鉄住金鋼板は27日、船橋製造所(千葉県船橋市)の「2CGL」を抜本的に設備更新し、次世代ガルバリウム鋼板「エスジーエル」の生産体制を整備すると発表した。同製品としては西日本製造所・尼崎地区(兵庫県尼崎市)に次ぐ生産拠点となり、東西で供給体制を確立。19年度上期にも一連の工事を完了、営業生産に乗り出す。総投資額は約50億円。

 船橋製造所では2基あるCGLのうち、溶融亜鉛めっき(GI)鋼板を製造する2CGLでエスジーエルの生産を開始する。同CGLは1973年から稼働しており、今回のリフレッシュ対策工事でエスジーエルに対応しためっき槽を導入するほか、電装制御をはじめ各種設備を大幅更新する。月産能力は1万8千トンで、エスジーエルとGIを製造する。尼崎の2基を合わせて3ラインでエスジーエルを製造できる。
 今年10月以降ラインを休止し、工事期間中は尼崎などでGIの代替供給を検討する。
 船橋はエスジーエルのカラー塗装を手掛けており、めっき工程からの一貫対応によって、東日本地域の供給体制強化につなげる。エスジーエルは13年度下期に市場投入した戦略商品。マグネシウムの防錆効果で従来のガルバリウム鋼板に比べ3倍超の耐食性をもつ。

最終更新:7/28(金) 6:02
鉄鋼新聞