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今しか見られない絶景、八ッ場ダムの建設現場ナイトツアー

7/28(金) 10:14配信

ニュースイッチ

まるで大作映画の巨大セットのよう

 群馬県北西部に位置し、長野県に隣接する長野原町。ここである建設現場の見学会が人気を呼んでいる。八ッ場ダムの見学ツアーだ。夜間に見学するナイトツアーでは、幾重のライトに照らされ、浮かび上がる作業現場は、まるで大作映画の巨大セットのよう。見る者を圧倒するその迫力に、見学者から「すごい」と歓声があがる。

 バスでの行程も見学者の気分を盛り上げる。出発時には暗闇だった車窓からの景色は、次第に光線が多く見られるようになり、興奮をあおる。バスを降りて真正面に見える風景は圧巻。眼下に広がる煌々(こうこう)と照らされた作業現場。見上げると目に飛び込むのは一面の闇。そのコントラストの美しさに引き込まれてしまう。

 関東で建設中のダムを見学できるのはここだけ。2019年度完成予定で、この見学ツアーは数年後に幻のツアーとなる。その希少性に加え、昼と夜で印象が異なる点もリピーターが多い由縁だ。

 群馬県も県を代表する観光資源と位置付ける。県広報課の設樂修一次長は「八ッ場ダムの見学をきっかけに、多くの人が群馬を来訪する。この集客を地域の活性化につなげたい」と話す。今しか見ることができない絶景。再度足を運び、その雄姿を目に焼き付けたい。

【アクセス】
▽群馬県吾妻郡長野原町▽電車ではJR上野駅から特急「草津号」で長野原草津口駅まで2時間半。車では関越自動車道渋川伊香保インターチェンジから約1時間10分。現場見学は、国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所のホームページで情報を確認のうえ、事前予約が必要。一人でも参加可能。

<ダム再生へ>

 豪雨や台風などによる水害や、日照りによる渇水などの被害を軽減するため、ダムの機能が見直されている。災害対策に加え、水力発電など再生可能エネルギーの活用という点からも重要性が増している。こうした中、国土交通省は既存ダムの有効活用に向けた「ダム再生ビジョン」を策定し、ダムの長寿命化や柔軟な運用などの方針を打ち出した。ゼネコンも既存ダムの活用に役立つ改修技術やロボット技術の開発に力を入れている。

最終更新:7/28(金) 10:14
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