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スペースX「ファルコン・ヘビー」、初打ち上げは2017年11月に ケネディ宇宙センターから

7/28(金) 15:06配信

sorae.jp

開発の難航が伝えられていた、スペースX社のロケット「ファルコン・ヘビー」。その初打ち上げについて、同社CEOのイーロン・マスク氏は「初打ち上げは2017年11月になる」とツイッターアカウントで明かしました。
 
ファルコンヘビーは中心ロケットに2つの「ファルコン9」の第1段を合体させた、超大型ロケット。全長70メートル、全幅12.2メートルで、それぞれのコアに9基のエンジンを搭載(合計27基)。地球低軌道に約64トン、静止トランスファ軌道に約27トン、火星に約17トンの打ち上げ能力を持ちます。さらに、ロケット第1段の着陸や再利用も可能です。
 
もともと2013~2014年に打ち上げられる予定だったファルコン・ヘビー。しかし3つのコアを組み合わせるその構造は予想以上に開発が難しく、たとえば両脇のブースターからの振動や反響を考慮し、中心コアの設計をかなり変更する必要がありました。さらに、27基のエンジンの同時点火や制御も同社にとっては未知の領域となり、マスク氏は「もし初回打ち上げが発射台にダメージを与えずに失敗したら、ある意味成功なんじゃないか」とすこし弱気です。
 
ファルコン・ヘビーはケネディ宇宙センターの第39A複合発射施設からの打ち上げが計画されています。有人宇宙船の設計変更が発表されるなど若干の停滞を感じさせるスペースXの宇宙開発ですが、まずは11月のファルコン・ヘビーを確実に打ち上げて、その技術力と宇宙への情熱を見せてほしいものです。

最終更新:7/28(金) 15:06
sorae.jp