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ベッテル、フェラーリとの契約延長は「急がない。でも、何か問題があるわけじゃないよ!」と語る

7/28(金) 12:19配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリ加入後3年目のシーズンを迎えたセバスチャン・ベッテルは、前半10戦を終えた時点でメルセデスのルイス・ハミルトンに1ポイント差をつけ、ランキング首位に立っている。ここまで3勝を含む合計7回の表彰台を獲得するなど、移籍後最高のシーズンと言っても過言ではないだろう。

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 フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、ベッテルが望むなら、チームは契約を更新する準備ができていると言う。これについて尋ねられたベッテルは、次のように語った。

「僕は急いでいるわけではない。また、チームが急いでいるとも思わない。チームとは良い関係を築いていると思うし、そうじゃなければ彼らはそう教えてくれるだろう。何も問題ないし、悪いことは何もないよ」

 フェラーリに移籍する前、ベッテルはキャリアを通じてレッドブルの契約ドライバーだった。その間、2010年~2013年にかけては、4年連続でF1ワールドチャンピオンに輝いている。

 しかし2014年にはルノー製パワーユニットのパフォーマンス不足に苦しみ、翌年からフェラーリに移籍することを決めた。とはいえこのレッドブル最終年には、チームメイトであったダニエル・リカルドが3勝を挙げている(ベッテルは0勝)。

 ベッテルは今週末のハンガリーGPで、フェラーリ加入後50回目のスタートを切ることになる(2016年のバーレーンGPは、フォーメーションラップでマシンを止めたためカウントせず)。

「フェラーリの一員であることを楽しんでいる」

 そうベッテルは語る。

「僕ら全員、フェラーリが本来いるべき場所に戻れるように集中し、それを成し遂げることを決心している」

「それが僕らの使命だし、目標だし、ゴールだ。そのために、僕らは日々取り組んでいる。まだ契約を結んでいないけど、一番大切なのは契約書を見たりそれについて心配することではなく、確実に良い結果を求めることだ」

 ベッテルは直近の4レースで、当初25ポイントあったリードを1ポイントにまで縮めることになった。この間、ベッテルは1回しか表彰台に上がることができていない。

 一方のハミルトンは4レース中2勝を記録し、その中には圧倒的な強さを見せたイギリスGPも含まれている。そのイギリスGPでベッテルはペース面で苦労し、最終的にはタイヤのトラブルに見舞われ、7位でフィニッシュした。

 イギリスでのレース後、大きな変更が必要かと尋ねられたベッテルは、「あまり重要視していない」と語った。

「僕らは勝利を目指して戦うことができるクルマを持っていることを知っている。僕らにとってうまくいかなかったり、彼らにとってうまくいったレースを見るばかりではなく、ポジティブに考えなければいけない。短期的な結果から、気を紛らわすべきではないよ」

「もちろん、シルバーストンでのレースは満足できるものではなかった。いくつかの弱点があったからね。でも、何がうまくいかなかったのかを知ることができたのは良いことだった。そして、そこには僕らの助けになることが、いくつかあったんだ」

「成し遂げようとする意思とそれについてのコミットメントは、高いまま維持されているんだ」

Scott Mitchell