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トヨタ系は中堅サプライヤーも強かった!4ー6期、業績好調の理由

7/28(金) 10:59配信

ニュースイッチ

日本・中国が北米をカバー

 トヨタ自動車系中堅部品メーカー6社が27日発表した2017年4―6月期連結決算は、5社が増収、4社が営業増益となった。日本や中国で販売を伸ばし、減収傾向の北米事業をカバーする会社が多かった。為替が円安方向に転じたことも収益を下支えした。東海理化と愛三工業は売上高で、大豊工業は売上高と全利益段階で4―6月期の過去最高を更新した。

 地域別ではファインシンターを除く5社が日本で増収。熊本地震による生産減があった前年からの反動増が目立った。中国は各社が日系メーカーに拡販。さらに大豊工業の川治豊明常務執行役員は「現地企業向けに引き合いが増えた」とした。北米は人件費増などで振るわなかった。

 18年3月期の業績予想は2社が上方修正。東海理化が為替レートを円安方向に見直し、フタバ産業は日本での増収などを反映した。

 自動車メーカーが電気自動車(EV)の開発や車両の電動化を進める中、各社も対応を急ぐ。中央発條の小出健太取締役常務執行役員は「電池内の減圧弁を開発する」、愛三工業の石田智也副社長は「まずセンサーやモーターなどの知見を深める」と話した。

最終更新:7/28(金) 10:59
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