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Wi-Fi環境の高速化・接続性向上のためのプログラム、その概要は?

7/28(金) 18:24配信

Stereo Sound ONLINE

2020年東京オリンピックへ向けて、Wi-Fi環境を拡充へ

 Wi-Fi Allianceは7月26日、5G時代におけるWi-Fi環境の拡充を目指して進められている無線LANの認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」の概要説明会を都内で開催した。

Wi-Fi環境の高速化・接続性向上のためのプログラム、その概要は?

 Wi-Fi Allianceとは、無線LAN規格の普及や相互接続性の促進を行なう業界団体で、世界では700社以上が参加し、日本国内だけでも110以上もの企業がメンバーに名を連ねているという。

 中でも日本(市場)は、2020年の東京オリンピックへ向けて、学校や公官庁など公共の場所3万ヵ所にWi-Fiスポットの設置が予定されており、Wi-Fi Allianceにとって重要なものとの認識から今回、国内で会見を開くこととなった。

 Wi-Fi Allianceでは、Wi-Fiチップセットの出荷を2021年までに世界で40億台、また、対応デバイスも同年には320億台に達すると予測。結果生じる、接続安定性確保や、コンテンツの多様化(VR、高精細化「4K」など)によって、より高速な通信が求められるようになる将来のために、種々の方策を打ち出しているが、それらを総称して「Wi-Fi CERTIFIED Vantage」と命名、その利点をアピールした。

 Wi-Fi CERTIFIED Vantageは、高速通信という部分では、その一部がすでに実用化されており(Wi-Fi CERTIFIED ac、Wi-Fi CERTIFIED WiGig)、今後は接続が集中した際の接続安定性などが課題になるという。

 また、対応デバイス間で、マルチメディアコンテンツの再生(表示)を可能にする「Wi-Fi CERTIFIED Miracast」にも新機能が追加され(Miracast2になるという)、HD、および4KウルトラHD映像のストリーミングがサポートされるようになった。

 なお、ワイヤレス機器間での信号の正確な同期を行なう「Wi-Fi CERTIFIED TimeSync」についても言及があり、複数のワイヤレス機器を使った(主にスピーカー)際に、本プログラムを適用することで、機器ごとの音のズレ(遅れ)をなくすことができるという。業務の現場では、実際の運用事例もあるということだ。

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最終更新:7/28(金) 18:24
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