ここから本文です

【MLB】金字塔迫る強打者が珍退場、審判に批判の声「ユーモアのセンスが必要」

7/28(金) 9:33配信

Full-Count

3000安打に迫るベルトレ、好機の打席目前で退場処分に

 金字塔に迫るレンジャーズのエイドリアン・ベルトレが26日(日本時間27日)の本拠地マーリンズ戦で“珍退場”となり、米国で大きな話題となっている。

【動画】米国で大きな話題に…強打者が“珍退場“、審判に批判の声「ユーモアのセンスが必要」

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手とマーリンズ・イチロー外野手が3年ぶりに対戦した一戦で珍事は起きた。5-18と13点を追う8回、レンジャーズはオドル、ルクロイの連打で一、三塁のチャンスを作ると、ギャロの二ゴロの間に1得点。その後、ゴメス、秋信守の連続四球などで2死満塁のチャンスを迎えた。

 直後、3番マザラが打席に立った場面で珍事が起きた。一塁側で待機していた次打者の4番ベルトレはなぜかネクストバッターズサークルを持ち上げて数メートル移動させると、直後、退場処分に。これに猛抗議したレンジャーズのジェフ・バニスター監督も退場となった。

 試合の前まで通算2993安打で史上31人目の3000安打が迫っていたベルトレはこの日、3打数3安打の活躍で金字塔まで残り「4」としており、本拠地のファンからは大ブーイングが沸き起こった。

 この直後から複数の米メディアがこの退場をレポート。地元紙「スター・テレグラム」電子版は「エイドリアン・ベルトレが冗談の通じない審判から命じられた奇妙な退場に困惑」との見出しで特集を組み、ことの顛末を伝えた。

不満漏らしたベルトレ、退場処分を非難する声も

 同紙によると、ネクストバッターズサークルは滑りやすく危険なため、多くの選手がそこに立つことはなく、ベルトレもネクストバッターズサークルを離れ、本塁に近寄って準備を進めていた。しかしこれを見た二塁塁審からネクストバッターズサークルに戻るように指示されたため、ベルトレはネクストバッターズサークルを持ち上げ、自身が立っていた場所に移動させたという。

 ベルトレは記事の中で「面白がろうとしたわけじゃない。審判がマットの上に立てと言ったから、そのマットを自分がいた場所に移動させただけだよ。実際に彼に言われたをやったまでだ。ちゃんと言うことを聞いただけだ」と振り返っており、同紙によると、元レンジャーズのマイケル・ヤング氏も自身のツイッターで「ネクストバッターズサークルは滑るから、誰も立たない。だが、強制されたら(そこにいるしか)選択肢はない。言うことを聞いたんだから、尊敬される未来の殿堂選手を退場にするな」と擁護している。

 また同紙は、ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者がツイッターで「エイドリアン・ベルトレは最も偉大であり、ゲリー・デービス(二塁塁審)にはユーモアのセンスが必要だ」と、判定を下した審判を批判していることを紹介。ベルトレも「毎日あそこに立っているし、彼が球審を務めた時も立っていたのに、なんで今まで言わなかったんだ? みんな同じ場所に立っている。私は動きたくなかった。ファウルボールになんか当たりたくないからね」と不満を漏らしたという。

 この珍退場の様子は大きな反響を呼んでおり、SNS上でも拡散する事態となっている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/28(金) 9:42
Full-Count

スポーツナビ 野球情報

Yahoo!ニュースからのお知らせ