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トロロッソ代表、イギリスGP同士討ちは「ふたりのドライバーのせいだ!」と判断

7/28(金) 12:54配信

motorsport.com 日本版

 トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、イギリスGPの1周目に起きたカルロス・サインツJr.とダニール・クビアトの同士討ちについて、責任は両者にあると考えている。

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 イギリスGPのスタート直後、クビアトはベケッツでコースオフしてしまい、その後コースに戻る際にチームメイトのサインツJr.とクラッシュした。この件でサインツJr.はリタイアを余儀なくされた。クビアトはダメージを負ったマシンで走り続けたものの、危険な状況でコースに復帰したとして、ドライブスルーペナルティが科せられることになった。

 レース後、クビアトはサインツJr.が状況を予測すれば、クラッシュを避けることができたはずだと主張した。一方のサインツは、個人的に議論するつもりはないと語った。

「両方のドライバーのせいだ」

 トストはmotorsport.comに対してそう語った。

「ダニールはコースを外れ、戻ってきたことでペナルティを受けた。しかし、ふたりのドライバーには共にミスがあった」

 サインツJr.の”判断ミス”について尋ねられたトストは、次のように答えた。

「最初のラップを数100メートル走っただけで、あんなに速いコーナーでチームメイトに並びかけるなんて……普通はそんなことしないだろう」

「彼らはもっと重大な事故を起こしていた可能性がある。タイヤ同士が接触しなかったのは、幸運だった」

「マシンには105kgの燃料が積まれている。なのでそんなに速いコーナーで並ぶべきじゃない。私はそう言った。私だったら、そんなことしないよ」

協定を設けても”役には立たない”

 トストはレース後にふたりのドライバーと会い、今週末ハンガリーGPのパドックでも、再び彼らに会ったという。

「私は、ドライバーたちにはチェッカーフラッグを受ける責任があり、競争力のあるクルマを作り上げるために400人もの人々が働いていることを理解して欲しいと思う。したがって、レース序盤にクラッシュしてはならない」

 そうトストは語った。

「その会議は、それほど長い時間はかからなかった。もちろん、人々は不満を抱き、ドライバーたちも同様だった。でも数時間話したところで意味はない。10~15分で、すべてを話すことができるだろう」

「今日ももう一度ミーティングを行った。そして一緒に働かなければならないこと、我々はチームであること、そしてお互いが尊重し合わなければならないということを、繰り返し話した」

「これはF1において、チームメイト同士がクラッシュした最初の例でもないし、もちろんこれが最後になるわけもないだろう。私はただ、我々がそれに関わることを望んでいないということなんだ」

 トストは「全く役に立たない」として、ドライバー間に協定を設けることを排除した。

「我々の取り決めは非常に単純だ。お互いを尊重し、相手が生き残れるように、スペースを残しておくこと……それだけだ」

「新たな協定を作ることだってできるし、私は過去にそういうことをした。しかし、それは全く役に立たないんだ。シンプルでなければならないし、お互いを尊重しなければならないんだ」

Lawrence Barretto