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<アスクル火災>無能、三流、怖い…書類送検で近隣住民ら怒りの声

7/28(金) 22:45配信

埼玉新聞

 埼玉県三芳町上富の事務用品通販大手アスクルの物流拠点「アスクルロジパーク首都圏」の倉庫火災で、無許可で基準を超える量の危険物を倉庫に保管していたとして、県警捜査1課と東入間署の合同捜査班は28日、消防法違反の疑いで、倉庫を管理する子会社アスクルロジスト(東京都江東区)と同社の元物流センター長の男性(44)を書類送検した。

 アスクルの子会社が消防法違反容疑で書類送検されたことを受け、近隣の住民らは驚きや憤りの声を上げた。

 避難勧告を受けて避難した自営業男性(63)は消防法違反について「言語道断。あれだけの会社がそういう秩序を乱すなんて、大企業とはいえない。三流ではないか。会社の体質がしっかりしていない」と厳しく指摘する。「倉庫を運営しているのがそんな無能な人だとは信じられない。故意にやっているとしか思えない」と疑いの目を向けた。

 倉庫は今もそのままの状態で残っており、アスクルの担当者からは9月ごろをめどに2、3階の燃えかすを撤去し、処理するとの説明があったという。男性は「地域住民にとってはまだまだこれからが大変だ」とため息をついた。

 付近で飲食店を営む女性(59)は書類送検に「びっくりした」と率直な思いを口にする。「許可なく危険物を保管していたとしたら怖い」と話した。消防庁の検討会では、物品などが挟まって防火シャッターが降りなかったことも分かっており、「妨げる物を置くべきでないことは当たり前。管理する人がしっかりと見ていなかったのでは」と管理体制の甘さを指摘した。

最終更新:7/28(金) 22:45
埼玉新聞