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トヨタ自動車豊田章男社長、ポルシェ撤退発表に対し声明。「強い悲しみと失望感を覚えた」

7/28(金) 20:26配信

motorsport.com 日本版

 トヨタ自動車の豊田章男社長は、WEC(世界耐久選手権)LMP1クラスからポルシェが撤退するニュースに対し、「とても悲しく、失望感を覚えた」とコメントした。

現在のドライバーズスタンディング。2号車ポルシェに対し8号車トヨタは30ポイント差つけられている

 金曜日の朝、ポルシェは、2017年末をもってWEC LPM1クラス参戦から撤退することを発表した。この声明により、来季LMP1クラスに参戦するのは、トヨタ1社のみになる。

 現状トヨタは2019年末までの参戦を約束している。しかし、motorsport.comの取材により、トヨタはシリーズが新しいフェーズを迎えることも加味し、現在2018年の計画を検討しているとみられている。

 将来の計画を検討中であるという公式発表はまだ出されていないが、トヨタは豊田章男社長からの声明を発表し、主要なライバルを失ったことを惜しんだ。

「ポルシェがFIA世界耐久レースシリーズのLMP1クラス参戦からの撤退を決意したことは、とても残念に思いました」

「昨年のル・マン24時間レースで、我々はポルシェがトヨタをライバルとして認めてくれたことを光栄に感じていました。勝利のために互いにしのぎ合ったレースは、それは素晴らしい戦いでした」

「今年、我々はポルシェに挑戦するために立ち上がり、彼らを凌駕することを目標においていました。この目標は、我々をより強くさせると同時に、新しい技術やスキルを己のものとする最善の努力を行うための原動力になりました」

「今年のル・マンでは、再びポルシェ博士とお会いし、会話する機会がありました。彼は私にこう言いました。”トヨタと同じように、ポルシェは市場車を向上させるためにモータースポーツに打ち込んでいるのだ”と」

「非常に長い間、そのようにモータースポーツを取り組んできた自動車メーカーとして、ポルシェに対し大きな敬意を払う必要があります」

「来年、同じフィールドでポルシェに挑戦することができなくなってしまったことに対し、非常に強い悲しみと失望感を覚えました」

 トヨタは今季の開幕戦シルバーストンと第2戦スパで勝利を挙げたが、第4戦ニュルブルクリンクが終了した段階でポルシェに30ポイント差をつけられている。