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F1ハンガリーGP FP2レポート:リカルドが連続首位も、トップ6は0.5秒以内の僅差。マクラーレン・ホンダは2台がトップ10維持

7/28(金) 23:03配信

motorsport.com 日本版

 F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、レッドブルのダニエル・リカルドが連続でセッショントップタイムをマークした。

【リザルト】第11戦ハンガリーGP:フリー走行2回目

 最初にピットを飛び出したのはフェラーリのキミ・ライコネン。セバスチャン・ベッテルも続いてコースインし、両者ソフトタイヤでタイムをマーク。1分20秒057を記録したベッテルが0.028秒ライコネンを上回った。

 メルセデス勢もまずソフトタイヤからの投入。ボッタスが軽々とトップに立つと、その後も連続してアタックし、1分19秒546までタイムを更新した。

 ベッテル、ダニエル・リカルド(レッドブル)もタイム更新するがボッタスには及ばず。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、走り出しのタイミングで”エンジンから異音がする”と訴えたものの、そのまま走行を継続し、ボッタスを上回ってタイムシートのトップに立った。

 FP1でも好調だったレッドブル勢は、マックス・フェルスタッペンがハミルトンとボッタスの間に割って入り、リカルドはトップタイムを更新してみせた。

 しかし、ハミルトンは1分18秒779までタイムを伸ばし、トップを奪還。ソフトタイヤ同士のタイムでは、リカルドに対して0.226秒の差をつけた。

 コース上のマシンが徐々に減っていき、セッション開始30分を前にザウバーの2台以外がガレージへ。このタイミングで、ルノーのジョリオン・パーマーがコースに入った。FP1終了間際に負ったマシンのダメージ修復が完了したのだ。

 メルセデスとフェラーリは、セッション開始30分を切る頃にスーパーソフトタイヤで予選シミュレーションを開始。まずはベッテルがハミルトンがソフトタイヤで出したタイムを0.141秒上回りトップに立った。ボッタスはミスが有り、アタックをやり直し。しかし2回目も決めきれず、トップタイム更新はならなかった。

 ハミルトンはセクター1で全体ベストをマークしたものの、ターン2でトラフィックがあったのか、アタックを中断。自身のベストタイムを更新することなくピットインしてしまった。

 セッション残り52分、3番手タイムを残していたライコネンが、ターン13でスローダウン。ライコネンは無線で”ノーパワー”と訴えコース脇にマシンを停めたが、再始動には成功しピットに戻った。

 少し遅れてスーパーソフトタイヤを投入したリカルドは、アタックをまとめ1分18秒455でトップに浮上した。

 同じ頃、ウイリアムズのフェリペ・マッサがターン5でスピンしてしまった。その数分後にはターン6でもスピンを喫しており、15番手と低迷。14番手、チームメイトのランス・ストロールも無線でしきりに不満を訴えており、全くマシンが決まっていないようだ。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、セッション残り40分にアタック。1分19秒815で8番手となった。チームメイトのストフェル・バンドーンも10番手と、FP1に続いて2台がトップ10を維持した。

 同タイミングで、ボッタスはスーパーソフトタイヤでのロングランを開始した。しかしながら、ザウバーのパスカル・ウェーレインがターン11で挙動を乱し、タイヤバリアに激しくヒット。セッションは赤旗中断となった。

 セッション再開は残り時間27分から。少なくなったセッション時間でレースに向けた走行を行おうと、各車がピット出口にマシンを並べた。

 ケビン・マグヌッセン(ハース)の代わりにFP1の走行を担当したアントニオ・ジョビナッツィがクラッシュを喫したため、チームはマシンの修復を続けていたが、残り20分を切ってマグヌッセンがマシンに乗り込み、ようやく走行開始となった。

 しかし、またしてもセッションは赤旗中断。パーマーが最終コーナーでコントロールを失い、リヤからタイヤバリアにクラッシュしてしまったのだ。

 その直前には、バンドーンがチームからスロー走行を命じられピットイン。無線で異音がすると訴えた。

 残り12分にセッションが再開すると、ベッテルがソフトタイヤを装着してのロングラン。チームメイトとプログラムを分け、少ない時間でできるだけ多くの情報を得ようと走行を重ねた。一方で、メルセデスのボッタスとハミルトンは共にソフトタイヤを装着した。

 各車がロングランを行う中、セッションが終了。トップタイムはFP1に引き続きリカルドとなった。2番手ベッテル、3番手にボッタスが続いた。ライコネンは途中マシンをストップさせた場面もあったが4番手。5番手はハミルトンで、ベストタイムはソフトタイヤでマークしたもの。ハンガロリンクは5勝を挙げている”大好物”なコースだけに、不気味な存在だ。6番手フェルスタッペンは、チームメイトのリカルドと0.496秒差。FP1以上に、トップ6が接近した結果となった。

 7番手には好調ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がつけた。9番手カルロス・サインツJr.をはさみ、マクラーレン・ホンダのふたりが揃ってトップ10入り。8番手アロンソ、10番手バンドーンとなったが、バンドーンのマシンにはトラブルが発生しているのが不安要素だ。

 予選前最後の走行となるフリー走行3回目は、明日の日本時間18時からスタートする。

松本和己