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【MLB】「行かないで」…同僚のトレード決定に前代未聞の引き留め策、米国で話題に

7/28(金) 21:08配信

Full-Count

メッツからレイズへ移籍のデューダ、新天地へ向かうその足元には…

 昨季まで2年連続でプレーオフ進出を果たしたメッツだが、今季は27日(日本時間28日)現在、47勝53敗でナ・リーグ東地区3位タイに沈んでいる。3季連続のプレーオフ進出が厳しいと判断したチームは27日、来季の立て直しに向けて一塁デューダをレイズに放出し、救援スミス投手を獲得した。

【動画】「行かないで」…メッツベテラン選手の身体を張った“引き止め作戦“が話題に

 2015年ワールドシリーズ進出に貢献したデューダの移籍を嘆くあまりに、クラブハウスを後にしようとするデューダの足にしがみつくという、前代未聞の身体を張った引き止め策に出たチームメートが、アメリカで大きな話題を呼んでいる。

 衝撃の動画を更新したのは、メッツのベテラン外野手グランダーソンが立ち上げたインスタグラムのアカウント。その名も「We Follow Lucas Duda(ルーカス・デューダについていく)」だ。

 この日のパドレス戦の前に、レイズへのトレード移籍を通達されたデューダは、私服に着替えて新天地へ向かうため、クラブハウスから立ち去ろうとした。が、その左足にしがみつく人影が……。なんと今年36歳を迎えたグランダーソンが、駄々っ子のようにデューダの足にしがみつき、身体を張った引き止め作戦に乗り出したのだ。

「行かないでくれ、デューダ! 行かないで」

惜別シーンにファン「本当に悲しいよ」「これはプライスレス」

 床に倒れながらドゥーダの左足首を必死に抱えこんで懇願するグランダーソンを、デューダは引きずりながら前に進もうとする。前代未聞の引き止め工作が叶わずに、クラブハウスの床に突っ伏せる仲間を残したデューダは、背中に寂寥感を漂わせながらクラブハウスを後にした。

 インスタグラムのアカウントを立ち上げ、決死の引き止め策に乗り出したグランダーソンは、「行かないで、ルーカス!!!!!! 寂しくなるよ、お前!!!」という惜別のメッセージを添えて動画を公開した。

 この可笑しくも悲しい惜別のシーンに、ファンも心を痛め、次々とコメントを寄せた。

「本当に悲しいよ」
「涙の限り泣かせてもらうよ」
「これはプライスレスだ」
「ビッグ・ルーク(デューダ)よりもグランディのために私は泣くよ」

 この熱き友情物語は、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も特集し、「野球で培われた感情。それは強力なんだ!」と、2015年にワールドシリーズ進出を果たしたチームメイトの絆の深さに触れた。

 7月31日のトレード期限に向けて、各チームが積極的な動きを見せている。レンジャーズのダルビッシュ有投手にもトレードの可能性が高まっているが、こういった悲しみの別れはそれぞれのクラブハウスで起きているのかもしれない。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/29(土) 14:47
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