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思い出の校舎見に来て 黒部桜井中 解体前に見学会

7/28(金) 22:02配信

北日本新聞

 黒部市桜井中学校(同市山田新、尾村国昭校長)は8月3、4の両日、宇奈月中学校との統合校となる新校舎が同月下旬に完成するのに伴い、解体される旧校舎の見学会を開く。軍艦に似たユニークな構造でも知られ、完成以来57年間にわたって地域のシンボルとなってきた。学校関係者は「ぜひ多くの卒業生や地域の人たちに来てほしい」と呼び掛けている。

 旧校舎は、旧東部中と旧中部中の統合により桜井中が誕生した翌年の1960年に完成した。鉄筋コンクリート4階建てで、2階に唯一の廊下がある。廊下は長さ約100メートルで、各階段の両側に教室があり、軍艦の艦内に似た「クラスター構造」になっている。8月5日に解体工事が始まる。新校舎は旧校舎の横に建設。26日に完成式が開かれ、2学期から生徒が学ぶ。宇奈月中との統合校は2020年4月に開校する。

 3、4の両日とも午後2時から同6時半まで旧校舎を開放し、自由に見学してもらう。旧校舎内には、生徒や教職員に加え、保護者、卒業生らが校舎の思い出や感謝の言葉を記したメッセージボードや、ペットボトルのキャップで校章や生徒会の本年度スローガン「Shining School」をデザインしたパネルを掲示している。見学会当日には、旧校舎が完成した当時の写真も飾る。

 解体が近づき、県外から帰省した卒業生が訪ねてきたり、近所の人が名残を惜しんで写真を撮影したりしているという。川端浩嗣教頭は「地域のシンボルにもなっていた建物であり、大勢の人に見てもらいたい」と話している。問い合わせは桜井中、電話0765(54)0556。

北日本新聞社

最終更新:7/28(金) 22:02
北日本新聞