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デザインセンス銅器で発揮して 高岡の企業に美大生招く 

7/28(金) 22:58配信

北日本新聞

 県総合デザインセンターの産学官連携事業「とやまデザイン・トライアルワークショップ」が28日、高岡市内で始まり、デザイナーを目指す武蔵野美術大(東京)の学生が高岡銅器の関連企業を視察した。29、30日は鋳造や研磨作業を体験し、真ちゅう製品の開発に取り組む。

 事業はデザイナーを求める県内企業と大学を結び、就職マッチングに役立てようと企画。昨年度は富山大学生と県内企業が商品開発を行った。本年度は鋳物をテーマに取り上げ、富山のものづくり産業に理解を深めてもらおうと、県外の大学を初めて招いた。

 この日の企業視察には、鋳造体験をする武蔵野美術大工芸工業デザイン学科の4年生8人と、研修旅行で県内を訪れている同大の1~4年生30人が参加した。

 銅器着色のモメンタムファクトリー・Orii(高岡市長江)では、折井宏司社長から薄い金属板に着色する独自技術について説明を受けた。鋳物メーカーの二上(同市長慶寺)では、デザイン性の高い真ちゅう製の生活用品を見て回った。

 月をモチーフにしたキャンドルホルダーを製作する熊野紗瑛さん(24)は「新しいことを追求する伝統工芸の姿に刺激を受けた」と話した。

 学生の作品は11月13~26日に県産業高度化センターで展示される。来年3月に都内で発表会も行われる。

北日本新聞社

最終更新:7/28(金) 22:58
北日本新聞