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稲田防衛相、沖縄の基地問題で薄い存在感 丁寧な説明ないまま退場

7/28(金) 7:40配信

沖縄タイムス

 【東京】稲田朋美防衛相は名護市辺野古の新基地建設で、沖縄県が反発する中、護岸工事に着工した大臣となったが、実際には基地問題は官邸が主導しており、存在感は薄かった。

 護岸工事に着工した今年4月25日の記者会見で稲田氏は、県の反発に対し、「沖縄の負担軽減にかかる政府の取り組みについて、説明を尽くす努力を継続する」、「しっかりと対話を進めたい」などと述べたが、その後、翁長雄志知事と辺野古の問題で意見を交わすことはなかった。

 昨年12月には北部訓練場返還にも立ち合った。返還条件だった新たなヘリパッド建設には反対運動を避けるため、陸上自衛隊のヘリコプターを投入して資機材を搬入するなど、工事を強行した。

 今年6月の参院外交防衛委員会で稲田氏は、米軍普天間飛行場の返還条件を巡り、「米側と協議、調整が整わないようなことがあれば、返還がなされないことになる」と防衛相として初めて答弁し波紋を広げたが、詳細な内容は明かさなかった。

 基地問題を巡り、丁寧な説明が尽くされぬまま、退場することになる。

最終更新:7/28(金) 10:45
沖縄タイムス

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