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東レグループ・一村産業、東南アで事業拡大

7/28(金) 3:51配信

北國新聞社

 東レグループの一村産業(金沢市)は26日、ベトナム・ホーチミン市に駐在所を開設した。海外拠点は中国、インドネシアに続き3カ所目となる。近年、ベトナムでは糸加工や織り、染色など繊維関連工場の集積が進んでおり、周辺諸国の協力企業と連携し、素材の仕入れや現地での販売拡大を図る。

 営業所はホーチミン市内のビルに設け、日本人と現地スタッフ1人ずつが常駐する。現在、ベトナムからの仕入れは紡績糸が約6割を占めているが、今後は染めの工程を終えた織物も増やし、2020年にはベトナムでの取扱高を現在の5倍の10億円とする目標を掲げている。

 同社は06年に中国・上海に子会社、11年にインドネシアに駐在所を開設した。海外拠点で連携した生産体制を整え、納期短縮やコスト低減なども狙う。藤原篤社長は「グローバルな生産体制を築き、糸加工、織り、染色の各工程で最適な地域を活用することで効率化を図る」と話した。

 一村産業は、イタリア・ミラノ市で11~13日に開催されたテキスタイル展示会「ミラノウニカ」に出展した。同社は北陸産地で生産した素材約30種を出品し、アウトドア向けやウール調の素材に関心が集まったという。同社は2014年9月から、7回連続で出展している。

北國新聞社

最終更新:7/28(金) 3:51
北國新聞社