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建築文化発信に期待 金沢で拠点施設の起工式

2017/7/28(金) 16:15配信

北國新聞社

 金沢市が建築家谷口吉郎(よしろう)氏の生家跡地に建設する「建築文化拠点施設」の起工式は28日、同市寺町5丁目の現地で行われ、関係者が金沢の重層的な建築文化の発信拠点の完成に向けて期待を高めた。

 敷地は2034平方メートルあり、建物は地上2階、地下1階建てで、建築面積は836平方メートル、延べ床面積は1476平方メートル。2階には谷口氏の代表作である迎賓館赤坂離宮(東京)の和風別館「游心亭(ゆうしんてい)」の和室を再現する。敷地北側は寺町台に沿った斜面緑地と連続性を持たせ、西側には寺町台と犀川を結ぶ歩道を設ける。

 式では、山野之義市長が「市民や来街者が美しい建築が美しいまちをつくることをあらためて考えることができる施設にしたい」あいさつし、黒沢和規市議会議長が祝辞を述べた。

 土地を寄付し設計を担当した、谷口氏の長男で建築家の吉生氏が設計概要を説明した。吉生氏は「金沢にはさまざまな時代の建物が残っている。金沢の建築文化の発信に生かしてほしい」と語った。

北國新聞社

最終更新:2017/7/28(金) 16:15
北國新聞社