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ホタテ輸出回復の兆し 前年同期比12・5%増

7/28(金) 16:54配信

苫小牧民報

 新千歳空港から年間を通して輸出されているホタテの取扱貨物量が、回復の兆しを見せている。2015年に道内を襲った爆弾低気圧の影響でホタテ稚貝の多くが死に、16年は全道的な不漁に陥ったが、函館税関千歳税関支署がまとめた17年上半期(1~6月)の貿易概況速報によると、ホタテが80%強を占める「魚介類」の輸出額は前年同期比12・5%増の7億1200万円となった。札幌国際エアカーゴターミナル(SIACT、千歳市)による輸出貨物量統計でも同4・7%増の1470トンと増加した。

 千歳税関支署によると、魚介類の輸出額は14年が18億3200万円で過去最高。15年が23・0%減で14億1000万円で、16年がピークから32・6%減の12億3400万円と減少し、17年上半期では、前年同期比がプラスに戻った。約7億円の輸出額のうち、香港向けが2・4%増の5億2500万円、台湾向けが73・4%増の1億7600万円だった。

 新千歳の国際貨物荷役を担うSIACTの統計を見ると、ホタテ輸出のピークは14年の4072トンで、15年は12%減の3579トン。16年はピークから36%減の2606トンだった。しかし、17年上半期では前年同期と比べ66・7トン増加した。

 SIACTによると、ホタテは通年で道内から運ばれており、夏はオホーツク海産、1~3月は噴火湾産が多い。担当者は「菓子などスイーツの輸出も増えてはいるが、やはりホタテが主力。増加が見られたことは明るい話。早く14年並みに回復してほしい」と話していた。

苫小牧民報

最終更新:7/28(金) 16:54
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