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サンエー、売上高初首位1737億円 16年度県内・東商調べ

7/29(土) 7:30配信

琉球新報

 東京商工リサーチ沖縄支店は28日、2016年度の県内企業売上高ランキング(16年4月期~17年3月期集計、金融業除く)を発表した。上位100社の売上高合計は2兆1247億4900万円となり、前年度の上位100社合計に比べて423億7900万円(2・0%)減少した。総売上高は6年連続で過去最高を更新していたが、7年ぶりの減収となった。石油精製・販売を終了して、石油タンク貸し業に業態を変更した南西石油の落ち込みが響いた。
 個人消費の拡大で集客を伸ばした小売業種のサンエーが1737億3900万円で、前回2位から順位を上げ、初の1位となった。1985年度の集計開始以来、沖縄電力と南西石油の2社が交互に首位に立ってきたが、初めてエネルギー業種以外から売上高トップ企業が出た。
 上位100社のうち、売上高が100億円を超えた企業は、過去最多だった前年度と同数の66社となった。増収企業は前年度比9社減の65社、減収企業は同9社増の35社だった。
 同支店情報部の塩野博司さんは「売り上げ伸長の勢いは前年度の方があり、基調に一定の弱まりは見られる」と指摘した上で「南西石油の減少分を除くと総売上高は前年度を上回っており、県経済は好調を維持していると捉えていい」との見方を示した。
 上位10社のうち9社は前年度と同じ顔ぶれ。南西石油が前回4位から24位に順位を落とし、日本トランスオーシャン航空が4年ぶりにトップ10入りした。
 前回トップの沖縄電力は2位となり、販売電力量は増加したが、燃料費の低下に伴う電気料金の引き下げで減収となった。3位は2年連続で沖縄徳洲会。
 前回9位から5位に上昇した沖縄ファミリーマートは、ココストアからのブランド転換で総店舗数が49店舗の純増となり、増収率19・8%は上位10社で最も大きかった。
 上位10社の売上高合計は前年度より374億円少ない8891億6千万円で、全体に占める構成比は41・8%だった。

琉球新報社

最終更新:7/29(土) 7:30
琉球新報