ここから本文です

<セガ>おなじみの「セ~ガ~」が変わる! 「龍が如く」名越CPOの指揮で“新CI”が誕生

7/30(日) 9:00配信

まんたんウェブ

 セガホールディングスはこのほど、グループのブランドイメージを視覚的・聴覚的に表現した新しい「コーポレート・アイデンティティー(CI)」を設定した。子供の瞳に「SEGA」の文字が映り込むわずか3秒の映像で、使用開始の時期は今後発表されるが、ゲームソフトやCMなどに使われる予定。従来は1980~90年代のゲームファンにはおなじみの「セ~ガ~」というフレーズがその役割を担ったが、なぜ今回変更したのか。セガグループの開発全体の最高責任者で、人気ゲーム「龍が如く」の生みの親として知られるセガゲームスの名越稔洋CPO(Chief Product Officer)に話を聞いた。

【写真特集】このゲームでは「セ~ガ~」の昔のCIを使用

◇若い子たちは知らない「セ~ガ~」

――なぜCIを変更することになったのでしょうか?

 CIは、メディアで展開されるときに音と演出を絡めて、企業のイメージを象徴することを指します。セガは社名やロゴの認知は高いのですが、CIで共通化したものを作る必要があると考えたのです。

――昔のCMでおなじみの「セ~ガ~」のフレーズもCIですよね。有名だと思いますが。

 残念ながら、今の若い子たちは、そのCIをほぼ知りません。データの裏付けもありますが、知っているのは40歳以上の人たちで、セガがまだゲーム機を作っていたころの話ですね。前のCIが強かった分、イメージを引きずっているのです。セガも気がつくと、セガゲームス、セガ・インタラクティブ、さらにセガサミーホールディングスと組織的に分割されています。さらにゲームだけでも、PCオンライン、パッケージゲーム、スマホゲームと細分化されていて、会社のアイデンティティーをまとめるのが大変なんです。そこで「セガグループのCIを作りましょう」となったのです。

◇新CIは実験的で攻撃的

――CIをゼロから作るのは大変そうです。

 「若い子が知らない」のは良い面もあって、比較対象がないのでイチから作れます。確かに前のCIは、今ではゲーム「初音ミク -Project DIVA-」のようにパロティー的に使われたり、昔の社員たちに愛着があります。ただ、それがマストだったのはハード(ゲーム機)を作っていた20年前の話で、今はコンテンツによって合う、合わないケースもあるんです。

1/3ページ

最終更新:8/3(木) 19:57
まんたんウェブ