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<富士山臨時支局>富士宮市、9合目に情報局初開設

7/29(土) 8:42配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡新聞社が富士山臨時支局を開設した富士宮口9合目の万年雪山荘で28日、富士宮市の富士山情報局「MI9」第2次派遣職員の小倉匠さん(29)と斉藤吉樹さん(37)が取材活動を始めた。30日まで万年雪山荘を拠点に夏山富士の話題発信と記録画像集めに奔走し、シティプロモーションに生かす。

 2人は富士宮市情報発信課に所属し、広報業務などを担当する。28日は広報紙の搬入作業に従事した後、午後1時半に富士宮口5合目を出発。あいにくの雨模様の中、山小屋や登山道の様子を見て回り、5時間かけて万年雪山荘に到着した。

 富士宮市が富士山情報局を設けるのは今夏が初めて。MI9はマウントフジ・インフォメーション・9合目の略で、英国の秘密情報局「MI6」にちなんだ。小倉さんはIT会社で自治体向けの営業マンを経験し、ことし富士宮市に採用されたばかり。派遣職員に起用され、「ふるさとに貢献する仕事がしたい。日本一高い現場で力を尽くす」と意欲を語る。

 富士山の県内3登山道のうち、富士宮ルートは県内で最も登山者が多い。「大自然の絶景が売り」とPRする斉藤さんは「登・下山が同一ルートのため、行き交う人たちがあいさつを交わす良い文化が根付いている」とも紹介する。派遣期間中は、こうした富士宮ルートの魅力を写真や動画に収める考えだ。

 21~23日には富士宮市情報発信課の内藤武正さん(47)と深沢祥一朗さん(34)が第1次派遣職員を務め、御来光の様子や安全登山の取り組みなどを取材した。4人によるMI9の成果は市の広報紙に特集記事として掲載する。記録した写真や動画はオープンデータとして公開する予定。

静岡新聞社