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桂ざこば 舞台復帰で涙「泣かへんぞ、って言うたのに」

7/29(土) 15:52配信

デイリースポーツ

 塞栓(そくせん)性脳梗塞などを患い、5月末から大阪市内の病院に入院中の落語家・桂ざこば(69)が29日、神戸・新神戸オリエンタル劇場で上演された落語会「ざこば南光二人会」に出演し、2カ月ぶりに活動を再開した。退院は31日の予定で、この日は病院の外出許可を得て、舞台で漫談を行った。

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 万雷の拍手で迎えられたざこばは、登場するなり「出てくる時、『絶対、泣かへんぞ俺は!ワハハっ』て言うたのに、こないして(涙が)ビャーと出て来るんですよ」と手拭いで涙をぬぐった。

 そして、「皆さん、私を忘れてまへんやろねえ!2カ月ちょっと前に、頭ポーン!いきまして」と、5月27日に出演舞台の稽古に向かった楽屋で様子がおかしかったため、救急搬送された経緯を説明。「ふらふらーとして、何かおかしいとスタッフの方が“よう急車”呼ぼういうことに…あれっ、今なんかおかしいこと言うたな」と頭をかいて笑わせた。

 途中で「なかなか人の名前が出て来えへん」と、弟子の桂ひろばを舞台に“助っ人”に呼ぶも、賑やかに身振り手振りをまじえて入院生活を振り返り「皆さんにお世話になりまして、ありがとうございました。ほんまは今日も落語に出てなアカンのですが、できるかできひんか分からんけど、がんばってアレします」と高座復帰への意欲を語った。

 そのうえで「また“米朝”を、ひとつよろしくお願いします。ほな、もう帰ろか」と引きあげた。

 その後に舞台に登場した桂南光(65)は、ざこばについて「言葉が出て来えへんのは、元々です」と笑わせ、「しかし『米朝をよろしく』って言うてましたな。つい言ってしまったなあれは。絶対、襲名する気や」とイジリまくっていた。

 事務所によると、ざこばは31日に退院後は通院でリハビリを続け、高座復帰を目指す。日常会話は問題はなく、現在も歩きながら落語の稽古を行っているが、本格的な稽古は退院後になるという。また休演中のテレビのレギュラー番組出演も、リハビリ状況をみながら順次復帰する。