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【大阪】履正社・安田悔しい「力負け」、プロ志望届提出へ

7/30(日) 7:04配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権大阪大会▽準決勝 大阪桐蔭8―4履正社(29日、シティ信金スタ)

 大阪で準決勝が行われ、今春のセンバツ決勝の再現となった頂上決戦は、優勝した大阪桐蔭が準優勝の履正社を再び下した。2度のリードを許したが、三刀流2年生・根尾昂(あきら)の2点二塁打など15安打で打ち勝ち、3年ぶり9度目の夏切符へ王手をかけた。

 大阪桐蔭の校歌を聞きながら、何度も深く息を吐いて涙をこらえた。高校通算62本塁打を誇る履正社のドラフト候補・安田尚憲三塁手(3年)は4打数1安打。「力負け。さすが日本一のチーム。すごく高い壁だった」。走者がいた3打席はいずれも無安打と、打点を挙げられず終わった。

 センバツの悔しさも、兄・亮太さん(30)の無念も晴らせなかった。2005年夏の大阪大会準々決勝。PL学園で1学年下の前田健太とバッテリーを組んだ兄は、辻内崇伸、平田良介を擁した大阪桐蔭に敗れた。「桐蔭は我が家のライバル」と母・多香子さん(54)。PL学園の帽子をかぶった6歳の安田は「兄の悔しがる顔は今でもよく覚えている」とスタンドでその姿を目に焼き付けた。

 今夏7試合で19打数12安打、打率6割3分2厘。ソフトバンク・永山アマスカウトチーフが「春から順調にきている」と逆方向に放った5回の左前安打を評価するなど、11球団のスカウトに成長を見せた。「レベルの高い大阪ですごく成長できた。最後の相手が大阪桐蔭でよかった」。プロ志望届を提出する方針の大砲は、次は小学校の卒業文集で書いた「プロ野球選手になる」という夢を追う。

最終更新:7/30(日) 8:04
スポーツ報知