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『君の名は。』4Kテレビ別、UHD版画質セッティング:パナソニック編

7/29(土) 11:20配信

Stereo Sound ONLINE

 去る7月26日、いよいよ大ヒット映画『君の名は。』のBlu-ray & DVDが発売された。

テレビの設定画面を画像でチェック

 せっかく観るなら、よりきれいな映像で楽しみたいもの。そこで、AV機器ライターの鳥居一豊さんに、『「君の名は。」Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray 同梱5枚組』に同梱される4K Ultra HD Blu-ray(以下UHDブルーレイ)版を使って、各社の売れ筋4Kテレビに最適なセッティングを探ってもらい、その内容を好評発売中のHiVi 8月号で掲載した。

 今回はより多くの方に『君の名は。』を高画質で楽しんでもらうべく、掲載した記事をStereo Sound ONLINEでも紹介する。なお、『君の名は。』の各パッケージ内容は本ページ一番下にまとめたので、参照いただきたい。(HiVi 編集部)



■パナソニックの4Kテレビ「TH-55DX850」でのセッティング

 TH55DX850は、昨年からの継続品。IPSパネルと直下型LEDバックライトを組み合わせ、バックライトのエリア駆動も行なうことでコントラストを向上。「ヘキサクロマドライブ」による豊かな色彩表現など、高い実力を誇るモデルだ。

 映像モードは豊かな色と高忠実度再生を志向した「シネマプロ」を選択。ここから、「Wスピード設定」を『オフ』として準備は完了。IPSパネルなのでやや黒浮きを感じるが、「バックライトAI」などを試した結果、初期設定値の『中』のままとした。『強』にすると暗転した場面などでやや不自然さがあったためだ。映像調整で「黒レベル」を『0』から『-12』として暗部の再現と全体的なコントラスト感を調整した。

 色を鮮やかにする「ビビッド」や「Rec.2020カラーリマスター」は初期設定値のまま『オフ』。これらの機能を使うと華やかにはなるが、もともと色乗りはしっかりとしており、オフのままがもっとも忠実感のある再現になっていたからだ。

 また、コントラスト感を調整する「コントラストAI」も試してみたが、設定値のままの『オート』で充分によく出来ていた。『カスタム』とすると『明るさ/黒伸張/白文字補正』を個別に調整できるが、見違えるような大きな変化はなかった。

 シャープネスは初期設定値のまま。オーバーシュートもなく、鮮明な描線を再現できていた。過度な補正を行なわない絶妙な見せ方で、アニメでもこの持ち味は生きる。

 見事だったのは、光の再現。神社での舞の場面の金色の髪飾りの輝き、社を照らす灯りのニュアンス、光による演出がよく表現されていた。中間色がよく出るのもニュアンスの豊かさに貢献していると感じた。

 他のアニメ作品でも、輝度ピークが力強い映像だった。SDR映像の場合は、「ビビッド」や「カラーリマスター」の効果が高く、使いこなしがいがある。

【PANASONIC TH-55DX850】
オープン価格(実勢価格40万円前後)※生産完了につき市場在庫のみ
●画面サイズ:55型
●パネル解像度:水平3840×垂直2160
●パネル方式:IPS
●寸法/質量:W1338×H780×D295mm/28.5kg



■「君の名は。」Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray 同梱5枚組(初回生産限定):1万2000円+税
■「君の名は。」Blu-ray スペシャル・エディション 3枚組:7800円+税
■「君の名は。」Blu-ray スタンダード・エディション:4800円+税
■「君の名は。」DVD スタンダード・エディション:3800円+税
販売元:東宝

Stereo Sound ONLINE / 鳥居一豊

最終更新:7/29(土) 11:20
Stereo Sound ONLINE