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県、再び未明に車両搬入 石木ダム付け替え道路

7/29(土) 9:37配信

長崎新聞

 県と佐世保市が東彼川棚町に計画している石木ダム建設事業で、県は28日未明、付け替え道路工事現場に新たな作業車両を搬入した。住民らの抗議を受け、県は8月16日まで工事を一時中断し、その間に今後の進め方などについて反対派と話し合いの場を設けることで合意した。

 県によると、28日午前0時20分ごろ、ショベルカー2台を搬入。住民に監視されている正面ゲートを避け、5月に川の護岸を削って整備した別の作業路を利用した。稼働中の車両と比べ掘削能力が約3倍あり、今後工事のペースを上げる構え。現場近くの作業員用詰め所の敷地には、地面を締め固めるローラー車も入れた。

 物音に気づいて集まった住民が撤去を求めたが、県石木ダム建設事務所の有吉正敏所長に拒否されたため、取り囲んで帰らせないようにした。110番通報で警察も駆け付け、にらみ合いは午前6時すぎまで続いた。交渉の結果、住民が県職員を解放する代わりに、県側は工事の一時中断と後日の話し合いを約束した。

 工事を巡っては、県は反対派の監視をかいくぐるように、1月末の早朝に工事車両を搬入、6月には未明に詰め所を新設している。

長崎新聞社

最終更新:7/29(土) 9:37
長崎新聞