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「バランスが十分ではない」大接戦を予期するメルセデスのふたり/F1ハンガリーGP

7/29(土) 11:19配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、ハンガリーGP初日のマシンは、適切な”ウインドウ”内に入っていなかったと感じている。

【リザルト】F1ハンガリーGPフリー走行2回目結果

 ハンガリーGPの初日。フリー走行の1回目と2回目が行われたが、メルセデスのふたりのドライバーは、3番手以上になることはできなかった。

「明日、他のチームがどのくらい改善してくるかは分からないけど、僕らは間違いなく前進することができるはずだ」

 フリー走行終了後、ボッタスはそう語った。

「僕らはクルマをもっと良くするために、いつも通り作業を続けていく。十分に良い感じじゃなかったんだ。特にバランスの面でね」

 どんな作業をする必要があるのかを尋ねられたボッタスは、次のように語った。

「とにかくバランスを見つける必要がある。そうすればクルマを信頼することができるし、予選で限界まで攻めることができる」

 チームメイトのハミルトンは、スーパーソフトタイヤでクリーンなラップを走ることができなかった。しかしそんな中でも、ボッタス同様バランスに関しては「十分に良いモノではない」と感じているようだ。

「特にFP2では、最初は良い感じだったんだ。でもセッション後半には少し混乱してしまった」

「クルマを変更する必要があるかどうか、現時点ではよくわかっていない。まずは分析することが必要だ。明日コースに出て行った時、良い感じになっているといいね」

 ハミルトンはこの日のメルセデスの”闘い”について、「最も厳しい金曜日のひとつ」と語った。彼はハンガロリンクの強い風やピレリタイヤに苦しめられることを危惧しているのだ。

「現時点ではマシンは正しいウインドウ内にいない。僕らにはまだやらなきゃいけないことがあるけど、目指すところに到達することはできると思う。僕らは最高のチームなんだから」

”大接戦”のトップ3争い

 金曜日の両セッションとも、トップタイムはレッドブルのダニエル・リカルドが記録し、2番手にはフェラーリのドライバー、3番手にはメルセデスのドライバーが入った。

 メルセデスのふたりは、ハンガロリンクのコースレイアウトを考えれば、レッドブルが強さを見せていることは決して驚きではないと考えている。

「非常に厳しい予選になるだろう」

 そうハミルトンは語った。

「ここは、トップ3チームの差が最も接近するサーキットだろう」

「レッドブルはダウンフォースが少しあるように見えるし、フェラーリも本当に速い。そして僕らは、シルバーストンのようには速くないと思う」

 ボッタスも次のように語った。

「予選ではすごく接近するだろうし、ロングランのペースも3チームはとても近いところにいる」

「僕らは今夜、1/100秒を見つけてこなければならない」

 3チームは接近戦になるとしながらも、ハミルトンはコースレイアウトからすれば、レースではアクションに欠ける可能性があると警告している。

「今週末は、おそらく最も接近したレースを見ていただくことになると思う。しかし、ここでのオーバーテイクはとても難しい。そういう意味では、エキサイティングなレースではないかもしれない。その分、予選はエキサイティングにならなければいけない」

Valentin Khorounzhiy