ここから本文です

成田空港旅客10億人突破 開港39年、式典で祝う

7/29(土) 10:13配信

千葉日報オンライン

 成田空港の利用旅客数が28日、1978年5月の開港から累計で10億人を突破し、空港内で記念式典が開かれた。成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長や空港関係者をはじめ、小泉一成成田市長ら周辺市町の首長も出席し、くす玉を割って節目を祝った。近年は訪日外国人観光客の増加や航空便の新規就航などで利用客が急増、2014年12月の9億人突破から2年7カ月で10億人に到達した。

 第2ターミナルで開かれた記念式典で夏目社長は「ここまで来たのは地域の皆さんや関係者の支援のたまもの」などとあいさつ。「3年後の東京五輪に向けた準備や空港機能強化に全力で取り組み、今後も皆さまから選ばれる空港を目指す」と力を込めた。

 10億人目の旅客となったのは米国オハイオ州に帰国途中のスザンヌ・サナイさん。夏目社長らから、着物姿の女性を刺しゅうであしらった羽子板などの記念品が贈呈された。

 仕事で年数回来日するというサナイさんは「驚いて、わくわくしている。成田は預けた荷物も受け取れるしとても使いやすい」と笑顔で話した。

 NAAによると、旅客数が1億人に達したのは1988年3月で、開港から9年10カ月かかった。近年は韓国や香港などアジア方面からの訪日客を中心に利用客が増加。2016年度の航空旅客数は前年度比4%増の約3962万人、総発着回数も同4%増の24万5705回となり、いずれも過去最多を更新している。

 成田空港の開港当初の正式名称は新東京国際空港。04年4月の民営化で成田国際空港となった。