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セバスチャン・ベッテル「ライバルたちが上位チームに不満を持つのは普通のこと。フェラーリにとってはむしろ”誇らしい”ことだ」

2017/7/29(土) 17:14配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、他のチームがフェラーリを足止めしようと考えることは、むしろ”誇らしい”ことだと考えている。

【写真】テクニカルディレクターのビノット。彼も、FIAの規制はパフォーマンスに関係ないと語る

 ここ数戦フェラーリはメルセデスに対して苦戦しているが、それはアゼルバイジャンGP前にFIAが制定したオイル燃焼の規定や、オーストリアGP以降マシンのフロアが強化されたことと同時発生したように見える。

 これによりフェラーリがどれほどの影響を受けたのかは明らかでないが、ベッテルは、これらのことについてはそれほど心配していないと話した。またライバルたちが、フェラーリが見つけた”抜け穴”を閉じようとすることになれば良い状況だと主張した。

 オイル燃焼やフロアの規制のせいでフェラーリは足止めを食らったのかとベッテルに尋ねると、彼はこう話した。

「いいや、僕たちはまだここにいる……これは、冬の間にスタッフたちが素晴らしい仕事をしてきた証拠だ。他の人たちは、違う角度から自分たちのマシンを見て、他のマシンを無視するのではなく何かを禁止しようとするだろう」

「だから僕たちにとっては良いニュースだし、誇らしくも思えるようなことだ。このせいで僕たちが混乱しているはずがない」

「上位にいれば普通のことだ。ライバルたちはそういう状況を好まないだろうし、どうにかして変えようとする。もし僕たちが逆の立場だったら、同じようなことをするだろう」

 フェラーリのテクニカルディレクターであるマッティア・ビノットは、ここ最近のレースでフェラーリが勢いを失っているのは、FIAの規制のせいではないと考えており、メルセデスが前を行っていても心配していないと語った。

「レースはひとつひとつ違うものだ。シーズン序盤は我々が競争力を持っていたレースもあれば、メルセデスの方が強かったレースもある」

「この2チームの競争の中に傾向やトレンドがあるとは思わない。開発は非常に重要だが、それはレース毎に行われていくものだ」

「まだレースは残っている。ちょうどシーズンの半分を消化するところだ。なにかひとつの傾向が存在する理由はない」

「オイル燃焼は、フェラーリには直接的な関係はないと考えている。フロアに関しても、正直なところ、我々のパフォーマンスには何の影響はなかったと思う」

 ちょうどシーズンの折り返し点である今回のハンガリーGPでは、ベッテルはフリー走行1回目を6番手、2回目は2番手でセッションを終えている。

Jonathan Noble

最終更新:2017/7/29(土) 17:14
motorsport.com 日本版