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WRCトヨタのチーム代表トミ・マキネン「今年は経験の年。ちゃんとステップアップしてる」

7/29(土) 18:07配信

motorsport.com 日本版

 18年ぶりの復帰参戦にもかかわらず、シリーズ前半戦で、優勝を含めて3度の表彰台を獲得するなど当初の想定よりも順調な戦いを見せているトヨタ陣営。

写真:ラリー・フィンランド2日目首位の新人エサペッカ・ラッピ

 すでにシーズンも後半戦に突入しようとしているが、今季の戦いぶりについてチーム代表のトミ・マキネンに訊いたところ、「開幕2戦で良いスタートを切れた」と手応えを語った。

「最初のグラベルイベントのメキシコではトラブルもあったが、原因も分かってその対策もできた。今年は経験の年だから、いいステップになっていると思う」

 この躍進の原動力はハード面のヤリスWRCだが、それと同時にドライバーやエンジニア、メカニックなどソフト面においても抜群のチームワークを見せていることもトヨタの特徴だと言えるだろう。現在のドライバーラインアップについて、マキネン代表は次のように評価した。

「ヤリ-マティ(ラトバラ)は非常に良い仕事をしている。彼のドライビングはマシンの改良に必要不可欠だし、スウェーデンでは優勝というビッグサプライズを与えてくれた。ユホ(ハンニネン)もセットアップのテストプログラムでチームに貢献している」

「エサペッカ(ラッピ)は経験が少ないだけに、浮き沈みが激しいけれど、ハングリーなドライバーで抜群の速さを見せてくれている」

 またエンジニアおよびメカニックなどチーム全体のスタッフについても「まだまだ全てのスタッフが経験不足で、多くのことを学ばなければならないが、今のところはうまく行っている」とのこと。

 さらにTMG、日本のトヨタともリクエストに対するレスポンスも抜群であると明かし、参戦1年目から連携が取れていて上手く機能しているようだ。

「全員が同じ目標に向かって、やるべきことをやれるチームが理想的なので、自分もビッグファミリーのようなチームを築きたい」とマキネン。シリーズ後半戦はポディウムを獲得することに集中するという。

 気になる2018年のチーム体制に関しては何も決まっていないようだが、来季への抱負についてマキネンは次のように主張している。

「2017年の経験をもとに2018年はタイトル争いに加わりたい。そのためにも、チームとしては多くのことを学び続けないといけない」

廣本泉