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F1ハンガリーGP FP3レポート:コースレコード連発の”跳ね馬”、ベッテル首位で1-2。マクラーレン・ホンダはバンドーンが6番手、アロンソ9番手

7/29(土) 19:22配信

motorsport.com 日本版

 F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行3回目(FP3)、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがコースレコードを樹立する走りでセッションを支配。キミ・ライコネンも2番手に続いた。

【リザルト】第11戦ハンガリーGP;フリー走行3回目

 舞台となるハンガロリンクは気温25度だが、路面温度は44度まで上昇した。

 セッション開始7分を過ぎ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがスーパーソフトでタイムを記録。1分19秒012をマークした。

 ライコネンは、走行開始12分ほどのタイミングでスーパーソフトでアタックし、1分18秒727をマーク。すでにFP2の自身のタイムを更新した。

 ライコネンは1周タイヤを休ませ、そのまま2度目のアタックへ。大幅にタイムを更新し、1分17秒909をマーク。ルーベンス・バリチェロが2004年のフェラーリ時代に記録した1分18秒436を更新し、新たなコースレコードを打ち立てた。

 チームメイトのベッテルも負けじとアタック。ライコネンのタイムをさらに上回り、1分17秒790を最初のアタックで記録した。

 一方で、メルセデスのバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンはこれに付き合わず、ソフトタイヤでコースインし、フェラーリ勢からはおよそ1秒遅れのタイムをマークし走行を重ねた。

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、セッション残り35分にスーパーソフトタイヤでアタックし1分19秒097。ソフトタイヤのボッタスから約0.2秒落ちとなる7番手につけ、チームメイトのストフェル・バンドーンも8番手となった。アロンソはそのままアタックを続け、ボッタスとの差を0.001秒差まで詰めた。

 前日まで好調だったレッドブルのダニエル・リカルドには、まさかのトラブルが発生する。セッション残り26分を切ったところでギヤが5速でスタックしてしまい、マシンを止めてしまったのだ。

 残り20分を迫ってきたタイミングで、メルセデスのふたりがようやくスーパーソフトタイヤを投入した。しかしボッタスは1分17秒914どまりで、フェラーリのふたりには届かず。

 また、同タイミングでフェラーリ勢も新品のスーパーソフトタイヤを使い再アタック。ベッテルは驚速のラップで1分17秒017までコースレコードを伸ばした。ライコネンも自己ベストを更新するが、ベッテルには0.475秒及ばず。ハミルトンもターン2でミスが有り、4番手となった。

 セッション終了間際には、ギヤボックス交換で5グリッドダウンが決まっているルノーのニコ・ヒュルケンベルグがリカルドのタイムを上回り、6番手に浮上。しかし、そのタイムをバンドーンが上回り、6番手でセッションを終えた。

 結局、コースレコードを記録したベッテルがトップタイムをマークした。ライコネンも2番手に続き、初日よりもマシンの完成度が大幅に上がった印象だ。

 3番手はボッタス。5番手のハミルトン共々、ターン1でブレーキをロックさせるなどバランスが決まりきっていないようだ。

 4番手にはフェルスタッペンが入ったが、初日両セッショントップだったリカルドはトラブルでマシンを止め、セッション8番手で終えているのが不安の種である。

 マクラーレン・ホンダはバンドーンが6番手、アロンソは9番手。今週末を通してタイムが接近しているヒュルケンベルグはグリッド降格が決まっているため、予選Q3進出の可能性は高いように見える。

 予選はこの後、日本時間21時からスタートする。

松本和己