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韓国・坡州市への派遣中止 秦野市小中学生訪問団、半島情勢緊張で

7/29(土) 22:08配信

カナロコ by 神奈川新聞

 緊張が続く朝鮮半島情勢を受け、派遣を延期していた韓国・坡州(パジュ)市への小中学生訪問団について、秦野市は28日までに、本年度の派遣を中止することを決めた。05年10月の友好都市協定締結後、派遣中止は初めて。

 中学生20人と、小学生のサッカーチームが7、8月に訪問予定だったが、5月に延期を決定。宮村慶和副市長が今月18~20日に現地を訪ねて協議し、「仮に情勢が好転した場合でも、日程調整が難しい」という結論に至った。9月の「秦野たばこ祭」に参加する坡州市の中学生訪問団は予定通り、来日する。

 坡州市はソウル北方のベッドタウンで、北朝鮮との最前線の軍事境界線に面する。北朝鮮が韓国侵攻のために秘密裏に建設した南侵トンネルが市内から発見されており、有事の際は戦場となる可能性が指摘されている。

 少年サッカーチームや舞踊団など両市民による相互訪問は毎年、続いてきた。秦野市は中東呼吸器症候群(MERS)が韓国で流行した15年には派遣を延期している。