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平岩紙「太陽の塔を見て泣いてた」

7/29(土) 8:00配信

Lmaga.jp

「ファブリーズ」のCMやNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』など、存在感のある演技で定評のある劇団「大人計画」の女優・平岩紙。ほぼ劇団メンバーで15年ぶりに再演する『業音』で主演に抜擢された平岩が4日、大阪で会見をおこなった。

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初演(2002年)では別の役を演じた平岩。奇妙な結婚生活を強いられる元アイドルの演歌歌手・土屋を中心とした心に闇を抱える人々の悲喜劇に、客席は「えらいもん見てしまった、みたいな空気でした」と当時を振り返る。「先日台本を読み返したんですけど改めて『ああ、こんなに面白い台詞だったんだなあ』と・・・。悲劇なのにゲラゲラ笑って(笑)。でもここで描かれる、介護や貧困やテロなどの社会問題は、15年経った今でも変わってないんだと思いました」という。

土屋は自分から悲劇の連鎖を作り出すような女性で、「私と正反対の人」だと平岩。「誰かにもたれかかって生きようとする感じがすごくあって、『日頃のおこないがそんなんやから、人生そんななんねん』って言いたくなります(笑)。決してカッコ良くはないけど愛着を持っていただけるよう、説得力を持って演じられたら」と抱負を語った。

ポツポツと関西弁が出てることでもわかるように、実は大阪・吹田市出身の平岩。幼い頃は、「万博公園」にもよく行ってたそうで、「太陽の塔の裏側が怖かったんです。黒い太陽が描いてあって、しかも(北側で)影になるじゃないですか? 表を見るとワー! ってうれしいのに、裏行くときは『嫌やー!』って泣いてました(笑)。今でもたまに遊びに行ってます」と話した。大阪公演は、9月21日~24日に「松下IMPホール」(大阪市中央区)にて。チケットは7800円ほか、各プレイガイドで発売中。

取材・文/吉永美和子

最終更新:7/29(土) 8:00
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