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高岡商、春夏連続で甲子園 高朋に8-2

7/29(土) 15:23配信

北日本新聞

 第99回全国高校野球選手権富山大会最終日は29日、富山市民球場で決勝を行い、今春のセンバツに出場した高岡商が初優勝を狙った高朋を8-2で破り、2年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた。県勢の春夏連続甲子園出場は1986年の新湊以来、31年ぶり。

 序盤は息詰まる投手戦となった。高岡商は五回、2死二塁から谷内の右前打で先制。さらに久保の適時打、島村の3点本塁打で計5点を奪い、主導権を握った。

 初の決勝に臨んだ高朋はエース田中が中盤以降に打ち込まれた。打線は六回に1点を返し、九回も3安打で1点を取ったが、及ばなかった。

 閉会式では神田聡県高野連会長が両校の健闘をたたえ、ナインがダイヤモンドを1周した。

 全国大会は8月4日に組み合わせ抽選があり、7日に甲子園球場で開幕。21日までの15日間にわたって熱戦を繰り広げる。


■高岡商 8-2 高朋
 【評】高岡商が投打で圧倒した。四回まで2安打に抑えられていた打線が五回に奮起した。谷内、久保の適時打に、島村の3点本塁打も飛び出し、一挙5得点。その後も筏の左越え本塁打などで加点した。先発した2年生左腕の山田は140キロ超の直球を武器に力で押し、9奪三振で2失点完投。守備陣も無失策でもり立て、捕手・筏が好送球で二盗を2度阻止するなど、ピンチの芽を摘んだ。

 高朋は序盤に好投していた右横手投げのエース田中が中盤以降につかまり、八回途中7失点。自慢の強力打線は1-8の九回、この試合チーム初の連打となる高畑、永森の長短打で1点をもぎ取る意地を見せたが、及ばなかった。(野村)

■ワンチャンス生かす
 高岡商・吉田真監督 序盤は相手投手を打ちあぐねたが、集中力を発揮してワンチャンスをものにできた。甲子園では県代表として恥ずかしくない野球をしたい。県勢初の4強と、北陸勢が成し遂げていない優勝を目指す。

■楽しく野球できた
 高岡商・土合伸之輔主将 昨夏に敗れた悔しさからこのチームは始まった。これまで支えてくれた仲間に感謝。今大会を通じて楽しく野球ができた。甲子園では県代表として応援してもらえるように一戦一戦頑張りたい。


◆高岡商業高校◆
 1897年、高岡簡易商業学校として開校し、1957年に現校名に改称した。現在は流通経済、国際経済、会計、情報処理の4科に713人が在籍している。野球部は23年に創部し、現部員は69人。夏の甲子園は県内最多の18度目の出場となる。春は5度出場しており、計23度目の甲子園となる。OBには横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチを務めた進藤達哉氏や日本ハムの紺田敏正2軍コーチらがいる。高岡市横田、宮岸毅校長。

北日本新聞社

最終更新:8/4(金) 14:57
北日本新聞