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犬も丸刈りに…ペットも暑い夏、どう乗り切る? 「サマーカット」や冷感グッズ人気

7/29(土) 7:05配信

沖縄タイムス

 猛暑が続く中、沖縄県内のホームセンターやペットショップではペットの暑さ対策商品の売り上げが好調だ。ひんやりする素材や最新技術を使った冷感グッズが一部品薄状態に。飼い主は毛を短く刈ったり、散歩の時間帯を夜にしたりして家族の一員のケアに余念がない。獣医師も「犬や猫も、人間と同じように熱中症になる。車内や室内の温度調整でペットを守って」と呼び掛けている。(社会部・川野百合子)

 体の熱をいかに逃がすかがペットの暑さ対策になる。県内のペットショップやホームセンターではペットの体温を下げるアルミシートやジェルマット、ひんやりする素材を使ったクッションベッドが人気だ。保冷剤を入れるポケット付きの洋服、ひんやり素材のバンダナや甚平などもある。店員は「早い人は4月下旬くらいから問い合わせがあったが、梅雨明けから一気に暑さ対策商品の需要が伸びた」と説明する。

 ペットの美容師、トリマーは忙しそうにハサミを動かしながら「梅雨明け以降、カットは短く刈り込む『サマーカット』が主流。毎日10匹ぐらいのカットをこなしている」と話した。

 ペット用品を買いに来た粟国こずえさん(42)=那覇市=は、暑くなってからシャンプーの回数が増えたという。「ノミがつかないように1カ月半ごとにバリカンで短く刈っている。トイプードルなのに、くるくるの毛じゃなくて丸刈りみたいになっている」と笑った。

 那覇市の40代の女性も「朝は8時くらいから暑いから、散歩は夜。梅雨明けから、夜に散歩する人が増えてきた」と話した。

 県獣医師会の小動物委員会会長で、くどう動物病院の工藤俊一院長(57)は「犬や猫は人間と違って手足にしか汗をかかない。基本的には呼吸で体温調整をするので、肺に入れる空気を冷たくすることが大事」とアドバイス。短時間だからと閉め切った車内に置き去りにして熱中症になるケースが報告されているといい、「風通しをよくしたり、クーラーや熱冷ましグッズを使ったりして、熱中症にならないよう注意して」と呼び掛けた。

最終更新:7/29(土) 13:00
沖縄タイムス