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サンエーが初の1位に 2016年度沖縄の企業売上高ランキング 100社総売上高は5年連続2兆円超え

7/29(土) 5:05配信

沖縄タイムス

 東京商工リサーチ沖縄支店が28日発表した2016年度の県内企業売上高ランキング(金融・保険業除く)によると、上位100社の総売上高は前年度比2%減の2兆1247億4900万円となった。5年連続で2兆円台を維持したものの、7年ぶりの減収となった。前年度4位の南西石油が石油精製業から油槽業にシフトし、大幅減収で24位にランクを落とした。ウエートの大きい小売店や飲食料品・雑貨の増収率も鈍化。同支店は「観光は好調だが、訪日客の体験型観光へのシフトで消費関連が伸び悩み、成長度合いは前年と比べて緩やかだった」としている。

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 上位10社の売上高合計は、前年度比4%減の8891億6千万円。増収企業は9社減の65社、減収は9社増の35社だった。

 1985年度の集計開始以来、サンエーが初の1位となった。県産品やプライベートブランド(PB)商品などの販売強化で食料品の売り上げが堅調に推移。既存店の増床効果で集客力が上がった。

 2位にランクダウンした沖縄電力は、燃料費調整制度の影響で電気料金が引き下げられた結果、7年ぶりに減収。医療施設の増加を図る3位の沖縄徳洲会は、高度先進医療技術の革新を進めて事業規模を拡大し、増収となった。

 イオン琉球は4位。既存店のリニューアルや新規開店に加え、ワオンカードの利用促進などで集客力を上げた。5位の沖縄ファミリーマートはココストアからのブランド転換などで純増49店舗となり、トップ10の中で最も高い増収率となった。

 6位の金秀商事は主力のスーパーは堅調だったが、一部店舗の大型改修による長期閉館が響き、減収となった。7位の沖縄セルラー電話は総契約数を伸ばし、6年連続の増収。8位は21の遊技場を運営するサンシャインだった。

 9位のりゅうせきは石油・ガス事業で新規顧客を獲得し、販売数量を増やした。IT事業のシステム開発案件も増えた。10位の日本トランスオーシャン航空は、旅客数が伸びたものの、旅客単価の低下から減収となった。

最終更新:7/29(土) 12:10
沖縄タイムス