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亡き父のソバ畑、満開 七尾の石井さん、5年ぶりに栽培

7/29(土) 2:21配信

北國新聞社

 七尾市八田町でソバが5年ぶりに栽培され、白い花が満開となった。同町で農業を営む石井昌嘉(まさよし)さん(62)が、2014年に82歳で亡くなった父昌一さんの遺志を継いでソバ栽培を進めており、棚田に囲まれた畑を守り、父が愛した農村の風景を守る。

 石井さんは、昌一さんが亡くなった後に使わなくなっていた600平方メートルのソバ畑を再び開墾し、5月に種をまいた。ソバの生育は順調で、高さ約1メートルまで成長した。

 同町では、七尾東雲高が「全国農業高校お米甲子園」に出品する米を栽培し、県内の高校生が集う「棚田サミット」などが毎年開催されている。石井さんはソバを秋に収穫し、鵬学園高調理科へ提供する。

 来年のソバ栽培には、調理科生も加わる予定で、石井さんは「ソバ作りを通して里山に活気を呼び込みたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/29(土) 2:54
北國新聞社