ここから本文です

アオバズクに人だかり 兼六園に5羽

7/29(土) 2:21配信

北國新聞社

 兼六園にすみ着いたフクロウの仲間「アオバズク」が来園者の関心を集め、巣のある瓢池(ひさごいけ)前が人気の観察スポットになっている。6月以降、機材を手にしたカメラマンを観光客が物珍しげに取り巻き、鳥の姿を探す風景が見られるようになった。現在は5羽が確認されており、緑濃い夏の名園に新たな魅力を添えている。

 県金沢城・兼六園管理事務所によると、職員が6月下旬、瓢池前のアカマツの枝に止まっているアオバズク2羽を見つけた。25日時点では親2羽、子3羽の生息を確認している。

 27日は、望遠レンズ付きのカメラを携えた写真愛好者数人が、瓢池のほとりに陣取ってアオバズクを撮影した。その姿に道行く来園者が足を止め、「何を撮っているのか」と愛好者に尋ねる外国人もいた。

 午後2時ごろにはちょっとした人だかりができ、観光客たちが高さ約20メートルの樹上にカメラや携帯電話を向けて、枝に止まったアオバズクの姿に目を凝らした。

 加賀市鴨池観察館によると、アオバズクは夏に東南アジアなどから日本に飛来する。夜行性で、昼間は木の上で眠るのが習性といい、兼六園でも日中は時折羽をばたつかせたり、カラスの鳴き声に反応したりするほかは、ほとんど動かずに過ごしている。

 兼六園事務所の浜田哲郎所長は「来園者の皆さんが温かい目で見守ってくれているのがありがたい。暖かい風景が来年も続くよう願っている」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/29(土) 2:54
北國新聞社

Yahoo!ニュースからのお知らせ