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バークレイズ:4-6月期、赤字-「再編は完了」とCEO宣言

7/28(金) 15:41配信

Bloomberg

英銀バークレイズの4-6月(第2四半期)決算は2015年以来の四半期赤字となった。アフリカ部門の売却損と支払保証保険(PPI)関連の予想外の費用が響いた。

4-6月期の株主帰属損益は14億ポンド(約2030億円)の赤字。一時項目を除いたベースの税引き前利益は14億ポンド。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト6人の予想平均は12億ポンドだった。収入は50億6000万ポンドで、アナリスト予想に届かなかった。

4-6月期中にアフリカ部門の持ち分の大半を売却したほか非中核部門を閉鎖。ジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)が目指す米英事業中心の銀行に生まれ変わった。「当行の事業は今や劇的にシンプルになった。再編は完了した」と同CEOは宣言。「これからは株主にとって最も重要なこと、つまりリターン向上に取り組める」と発表資料でコメントした。

同行は有形株主資本利益率(ROTE)を10%超とする目標を掲げた。

PPIの不当販売に絡む賠償の費用として予想外の7億ポンドを計上した。アフリカ部門の持ち分は51%から15%に減らした。

ステーリーCEOはウォール街と競争できる強力な投資銀行も維持する方針を表明している。同部門の4-6月期業績は大方の分野で予想以上だった。株式とクレジットのトレーディング収入はいずれも10%を超える増加となった。投資銀行業務の手数料収入は8.4%増。一方、マクロと呼ぶ金利と為替トレーディングは25%減収となりトレーディング収入全体の足かせとなった。

原題:Barclays Posts Loss as Staley Takes Hit to Finish Restructuring(抜粋)

詳細を追加します.

Stephen Morris

最終更新:7/28(金) 17:03
Bloomberg