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ドイツ:7月インフレ率1.5%、予想上回る-ECB出口論議の舞台整う

7/28(金) 20:14配信

Bloomberg

ドイツでは7月のインフレ率が事前予想に反して前月と同水準にとどまった。欧州中央銀行(ECB)が秋に金融緩和縮小を協議する舞台をいっそう整えた。

連邦統計局が28日発表した7月の消費者物価指数( CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比1.5%上昇と、前月に並んだ。エコノミスト調査の中央値では1.4%上昇への減速が見込まれていた。前月比では0.4%上昇した。

ユーロ圏全体のインフレ率にとって追い風になる統計だった。ECBは金融緩和策を巻き戻すまでに、インフレの持続的な上昇の道筋を確認したい意向を持っている。ドラギ総裁は今月、資産購入プログラムは現時点で年末が終了予定となっているとし、今後数回の政策委員会会合で将来の政策の道筋を議論すると述べた。

6月のユーロ圏インフレ率は前年同月比1.3%で、ドラギ総裁は向こう数カ月にわたりこの前後で推移する公算が大きいとの見方を示している。EU統計局(ユーロスタット)は7月のインフレ率を31日に発表する。

原題:German Inflation Unexpectedly Steady as ECB Nears Exit Debate(抜粋)

Alessandro Speciale

最終更新:7/28(金) 20:14
Bloomberg