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ロシアが米国の新たな制裁法案可決に報復-外交官退去など求める

7/28(金) 20:28配信

Bloomberg

ロシア政府は米国に対し、大使館員やその他ロシアに駐在する政府職員、数百人の退去を命じた。米議会が新たな対ロ制裁法案を可決したことへの報復として、強硬な姿勢を示した。

ロシアの命令は米国が大使館や領事館の職員「数百人」を引き揚げなければならないことを意味すると、事情に詳しい外交官が、詳細はまだ公表されていないとして匿名を条件に述べた。何人の退去が必要になるかについて米当局者からのコメントは現時点で得られていない。

米上院は27日遅くにロシアに対する制裁強化法案を98対2で可決した。下院で既に可決済みの同法案は、トランプ大統領が制裁を解除することを阻止する権限も議会に付与する。ホワイトハウスの当局者は同大統領が法案に署名するかを明言せず、法案の内容を精査しているとした。

米大使館はロシアの措置を批判したものの一段の発言は避けている。テフト駐ロ米大使はロシアの動きに対し「強い失望と抗議の意志を表明した」と、大使館が電子メールで声明を配布した。ロシアからの通知は検討のためワシントンに送ったとしている。

ロシア外務省は28日ウェブサイトに掲載した声明で、米国がロシア国内の外交や技術関連職員を9月1日までに455人に減らすことを求めた。455人はロシアが米国に駐在させている人員数と同じだという。同省はまた、モスクワにある休暇施設と倉庫の米国による利用も8月1日付で停止。米国が報復に出るならば一段の措置を取る権利を留保するとも表明した。

原題:Russia Retaliates for U.S. Sanctions by Ousting Diplomats (2)(抜粋)Russia Retaliates for U.S. Sanctions by Ousting Diplomats (3)Russia Orders ‘Hundreds’ of U.S. Staff Out in Sanctions Spat (1)

情報を追加します.

Henry Meyer, Ilya Arkhipov, Terrence Dopp

最終更新:7/29(土) 0:00
Bloomberg