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「ほうき」人気の理由は、クラシックな見た目と現代の暮らしにも合うところ

7/30(日) 14:00配信

MONEYzine

 多忙なる現代人のライフスタイルを反映して、おまかせタイプのロボット掃除機が注目を集めているが、伝統ある掃除道具の「ほうき」も改めて見直されている。サッサと掃く音は静かで心地よい。よって昼夜を問わずいつでも使える。省エネにも貢献し、思っている以上に便利で部屋もきれいになる。意外とほうきも、現代の暮らしにマッチしているようだ。

 さまざまなタイプの部屋で活用できるのが、ヤシ科の樹木である棕櫚(しゅろ)の樹皮を使った「7玉長柄箒(4,860円・税込)」。和歌山メイドのほうきは1本1本が手づくり、山本勝之助商店(和歌山県海南市)の職人技が光る一品だ。しなやかさが特徴の棕櫚を用いているため、フローリングの床面も傷つける心配はない。さらに棕櫚に含まれる油分でワックス効果もある。長い柄のおかげで、掃除機が届かない隙間のホコリも一網打尽、1本で和・洋室の隔てなく楽々と掃除ができる。棕櫚は強靭さも特徴で、大事に使えば耐久年数は30年ともいわれており、コストパフォーマンスの観点からも見逃せない。

 ペットの抜け毛の掃除に最適なほうきもある。「オッポ ファーブルーム(3,456円・税込)」は、3枚の独自ブレードが、カーペットの奥まで入り込んだ抜け毛を掃き取ってくれる。また掃く際に、ほうきの向きを変えれば、カーペットとフローリングのどちらの掃除にも使えることも特徴だ。空調完備の室内で飼うペットは、年がら年中抜け毛の季節ともいわれる昨今に重宝しそうな同商品、考案したのはテラモト(本社:大阪府大阪市、東京本社:千葉県市川市)。

「育てるほうき」は2016年度グッドデザイン賞を受賞した 森の木ファーム(兵庫県南あわじ市)の「育てるほうき(3,800円)」は、ほうきの栽培・制作キットだ。地元・淡路島に暮らす人々が、代々受け継いできたほうきづくりの工程を体験できる。キットに含まれるホウキギの種を植え、育て、そして収穫。この収穫したホウキギと、キットに含まれる柄などの部品を説明書を参考に組み立て、オリジナルのほうきを完成させる。スローライフという言葉を地でゆくかのように、じっくりと手塩にかけてつくるマイほうき。出来上がりの如何に関係なく愛着がわき、末永く使ってみたくなりそうだ。

 まさに温故知新で、日増しに再評価の声が高まるほうき。毎日の生活の中で使ってみれば、意外とその良さを実感できるかもしれない。

最終更新:7/30(日) 14:00
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