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世界に広がる「よさこいの輪」日本の“祭り”に魅せられた米国人女優

7/30(日) 12:00配信

デイリースポーツ

 日本を拠点に活躍する米国人女優のサラ・マルドナルド(26)が、自身の“ライフワーク”っている高知の「よさこい」に今年も参加。伝統の祭りについて、思いをつづりました。

 ◇   ◇

 私にとって年間最大のビッグイベントといっても過言ではない「よさこい」が近づいてきました。本場・高知の全国大会が8月にあり、よさこいが私の本業になる時期です(笑)。チームの一員として初めて出たのが11年でしたから、今年で7年連続出場。既に4月くらいから都内で練習していて、先週は無事に新作のお披露目を迎えました。今“絶賛筋肉痛中”ですね。

 米国の祭りとなると、7月の独立記念日と11月に行われる感謝祭のパレードですが、米国人は一人行動が多いからなのか、集団で同じ振りを覚えて踊るというのはあんまりないですね。よさこいの一体感と迫力を感じさせてくれる踊りに感動して、一目惚れしました。日本で留学したら絶対よさこいサークルに入ると決めました。

 大学を卒業したら、週5~6回練習する高知系の正統派チームに1年間お世話になりましたが、その練習量と今の生活が両立できないことが分かりました。よさこい引退を考えていたその時、新チーム「なるたか」と出会えました。土日の週2回という社会人にうれしい練習スケジュールと、「伝統と流行の融合」のチームコンセプトにひかれて入会決定。練習回数は少ない方ですが、限られた時間を効率よく使って、高知で勝負できるように練習に励んでいます。

 高知のよさこい祭の本祭には、最近200チーム以上が参加し、海外からの参加者も増えています。2年前くらいからスウェーデンのチームが高知に来られていますし、今年はインドネシアからのチームが初参加したり、ベトナムでよさこい祭りがかなりの人数で盛り上がったり、ガーナでもよさこいがはやっていたり…。世界中によさこいブームが広がっているようです。日本のチームも依頼演舞のために海外に行ったり、海外のチームと総合練習をしたりしてますよ。言葉、国境を超えて、人を繋げる力があるんですね。

 芸能活動の不定期なスケジュールでよさこいを続けるのは正直難しいですが、毎年、8月9日~12日の間はお祭なのでお許しくださいとマネジャーさんにお願いしています。9日の前夜祭に私のチームは出ないんですけど、本祭が開催される10日と11日、そして12日の全国大会に参加させていただきます。

 今回、アップさせて頂いた写真の中、大人数で踊っているものは、流し(パレード)会場で、私は真ん中にいますので見えないですが、そろってる証拠なのですごく良いことです。今年の演舞、そしてチームの魅力が分かる写真だと思います。

 …と、よさこいの話はここまで。よさこいの歴史と行方について卒論を書きましたし、本当によさこいの話ときたらキリがないですよ(笑)。

 ◆サラ・マクドナルド 1990年8月12日、米マサチューセッツ州生まれの26歳。14年にNHK連続テレビ小説「花子とアン」でデビュー。女優、情報番組などで活躍中。