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公務員ランナー・川内、日の丸ラストランへ「最後ぐらいは笑顔で帰国したい」ロンドン世陸へ出発 

7/30(日) 11:24配信

スポーツ報知

 8月4日に開幕するロンドン世界陸上に出場する男子マラソン代表の“最強公務員ランナー”川内優輝(30)=埼玉県庁=が30日、他の代表選手らとともに羽田空港から出発した。

 2大会ぶり3度目の出場で初めて男子主将も務めるが、日の丸を背負うのは今大会が最後と表明している。「長かったようで短かったような。いよいよロンドンで戦うんだと気合いが入っております。何とか最後ぐらいは笑顔で帰国したいなと、やったぞと、日本のために頑張ったぞと、そういう風に笑顔で帰国したいなと思っております!」と、いつも以上のハイテンションぶりで決意を述べた。

 過去2大会は11年大邱、13年モスクワとも不本意な18位で終戦。前半に力みすぎて後半に失速し涙をのんだ。恒例の最終調整は栃木・日光で前日まで行い、「すごくいい」と手応えをつかんだ。「(前回13年の)モスクワ世界陸上より量も質もできてる。ここまでレースも良くて月間走行距離も多く、練習の質もいいので、少なくともモスクワの順位よりは絶対いい」と語った。

 海外レース経験は四十数回を超え、一心不乱に走り続けてきたマラソン男の日の丸ラストラン。「マラソンはいまでは好き嫌いを超越して人生の一部だし、歯を磨いたり、お風呂に入るのと変わらないぐらい同じになったし、世間の人からマラソンばっかりやって苦しくないの? と言われるけど、マラソンやってないと死んでるのといっしょ。生きてるということはつまりマラソンやってるということなので。生きてる限りやらなきゃいけないのがマラソン。すべてを超えた心境になってる」。自らを鼓舞するかのように思いを一気にはき出した。

最終更新:8/8(火) 12:35
スポーツ報知