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ノンスタ、事故後も変わらぬ石田に井上が感謝「『ありがとう』と言いやすくなった」

7/31(月) 10:00配信

オリコン

 お笑いコンビ・NON STYLEがDVD『NON STYLE BEST LIVE DVD~コンビ水入らずの裏側も大公開!~』(税別3800円)を9月29日に発売する。特別収録されているのは昨年の単独ライブ舞台裏を振り返る副音声。その収録後にORICON NEWSがインタビューを行った。昨年12月に接触事故を起こし、今年3月まで謹慎していた井上裕介は「芸人の仕事ができているだけで幸せ」と話し、相方の石田明へ「今は素直に『ありがとう』と言いやすくなりました」と感謝の言葉を口にした。

【写真】変わらぬ関係性のNON STYLE

■衝撃の“井上チャック事件”も徹底究明 果たして真相は…

 DVDには2015年2月8日に行われた『NON STYLE BEST LIVE TOUR in 東京~過去のネタから新ネタまで~』の模様と、16年10月22日に行われた『コンビ水入らず』の東京公演の裏側を2人が映像で振り返る模様が特別収録されるはずだった。しかし、『水入らず』の副音声収録直後の昨年12月11日、井上が接触事故を起こして謹慎。発売は延期となった。

 今回、その特別収録の副音声をさらに振り返るという新たな試みの再収録が行われた。収録を終えた井上は「話を聞いたときは、僕自身があまり自分のVTRを見ないので気恥ずかしさはありました。見直してみると知らなかった自分が知れたのでよかった」と話した。事故直前で足を組んでいることなどを喜々としてイジりまくった石田は「あの頃の井上さんが詰まってましたね。井上ゲージがパンパンになってました」とあきれ「『捕まる』だとか、『もしかしたら、おらんくなってる』とか、そういうことを言っている。近いことが多かったですね」と苦笑いだった。

 また、特別映像では漫才の出番直前に井上がトイレに行き、チャックを上げながら本番に臨む場面も収められている。その光景から「手を洗っていないのでは」と疑惑が浮上。井上は「ホントに手を洗ったかどうか覚えていない。100%洗っているとは言わない。状況だけ見れば洗ってないかもしれない。でも、自分の可能性を信じたい。手を洗ってからチャックを閉め忘れていることに気づくこともある」と抗議したが…。また、そこから井上は石田から、とある約束をさせられていた。

■接触事故から7ヶ月が経過 ネタ作りにも影響が

 昨年12月に井上が起こした接触事故(2月に書類送検)。逮捕はされていないがコンビにとって大きな余波を残している。石田は「もともと漫才とかで『捕まる』とかのイジりをしていた。今回、こういうことになったじゃないですか。あの件に関係なしに『そんな気持ち悪いことしたら捕まる』みたいなワードを入れたら『すみません、それ変えてもらっていいですか』って言われる。そんな二次災害あるねんなって思いますね。もともとのNON STYLEのジャンルを封印されつつある」とぼやいた。

 ネタ作りの段階でも影響があるという。8月からは単独ツアー『NON STYLE LIVE~漫才行脚~』とスタートさせるが、石田は「すごくめんどくさいです。お客さんが(事件を)よぎっちゃうとイジらないかんとなる。意外に引っかかるワードがあるんです。なるべく(イジりを)したくないです」と頭をかく。イジりたくない理由は「ホンマは、それ以外にやりたいことがあるんで」ときっぱり。現状、求められて井上イジりをしているが「次のツアーはノータッチになっていくと思う」とプランを語った。

■コンビの関係性は不変 石田は「僕は井上を芸能界から追放しようと」

 一方で井上の謹慎中、石田は相方をイジり続けた。井上の著書や大ヒットとなった日めくりカレンダーなど、過去の発言をこれでもかとイジりまくった。一般にコンビ愛ととらえられているが石田は「みんな勘違いしている。はっきり言って僕は、井上を芸能界から追放しようと思っていた。その活動だけは、この先も緩めない。そっちに気が行き過ぎて、ネタを書くのが遅れていますね」とニヤリ。井上イジりはNON STYLEのスタイルであり、愛ではないという。井上自身も「石田は俺を追放しようとしている」と苦笑いを浮かべるばかりだった。

 そんな石田だからこそ、井上はうまく復帰できた。3月末の復帰以降も過度な擁護はせず、周囲の気持ちを代弁するかのように責め立てることで触れにくい騒動も笑いに変えた。井上は「関係は変わらないっちゃ変わらないですね。強固さは一緒なような気がします。でも、感謝しかない。わかりやすく感謝がしやすくなりましたね。長いことずっと一緒におるから、わざわざありがとうって言うのも恥ずかしいし、照れくさい部分もあった。でも、今は素直に『ありがとう』と言いやすくなりましたね。ピン芸人やったら死んでいったのかもしれないし」と石田への思いを明かした。そんな井上を見る石田の表情は苦々しいもので、周囲は大きな笑いに包まれた。

■いまだに新ネタを制作 「大御所になっても新ネタに挑戦し続ける人でありたい」

 今後の漫才について石田は「井上が楽しくやってくれるならやる。もし、やりたくないんやったらやらなくていい。でも、ネタは作り続けてはいきたいですね。大御所になっても新ネタに挑戦し続ける人でありたい」と目標を語った。「僕は劇場を見て育った。そこで同じネタばっかり見せられるのがイヤやったんです。ちょっとでも変わったりするのでもうれしかった。新しいネタ見られたときの感動は今も残っている」とファン目線が新ネタを作り続ける理由だという。

 そんな数多ある過去のネタの中から選りすぐられたものがライブになり、それがDVDとなる。「お客さんにアンケートをとりまして、歴代のネタの中から、どれが好きかを選んでもらった。それの上位5位を、ちょっと新しく作り変えてやったものがDVD化される。動画サイトで漁ったら出てくるようなネタですが、今の成長した僕たちがやっているネタなので、そこらへんを楽しんでいただけたら」と石田。井上も「音楽のベスト盤と違って、いいところも悪いところも出ると思う。修正もできないですし。あと、今より若いです(笑)」と魅力を語った。ネタもイジりもふんだんに詰まった新作DVDとなった。

最終更新:7/31(月) 10:00
オリコン