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山車制作最終仕上げ、八戸三社大祭31日開幕

7/30(日) 10:47配信

デーリー東北新聞社

 7月31日~8月5日に開催される八戸三社大祭まで、残り1日となった。青森県八戸市内の各山車小屋では制作作業が佳境を迎え、制作者が人形や装飾の最終チェックに余念がない。今年は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されて初めて迎える祭りということもあり、関係者は注目度の高まりと本番のにぎわいを期待する。

 同市河原木の市職員互助会の山車小屋では29日、制作者たちが人形の着付けや装飾品の取り付けなど細かな調整に追われていた。

 今年の題材は、国技の相撲。19年ぶりの日本人横綱となった稀勢の里の土俵入りの様子や、相撲の起源と言われる神話を表現する。山車の側面や前部には、初代~第72代の横綱を描いた錦絵を飾る。

 制作責任者の夏坂和良さん(58)は「『動く相撲の美術館』をイメージした。本番に間に合うよう、ぎりぎりまで作業を進める」と気を引き締めていた。

 県内外からの観光客を迎える準備も最終段階。1~3日の観覧席は例年より早いペースで予約があり、既に完売した。無形文化遺産に登録されたことなどを祝う5日の「記念祭」は郷土芸能や山車の展示、お囃子(はやし)披露が予定されている。

 八戸観光コンベンション協会の担当者は「今年は、より多くの方に見てもらう機会になればうれしい。本番は安全面を第一に観客を迎えたい」と話した。

デーリー東北新聞社