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民進・枝野氏、代表選出馬を表明 党勢回復に意欲「失敗から逃げず」

7/30(日) 10:30配信

埼玉新聞

 民進党の枝野幸男元官房長官(衆院埼玉5区)は29日、さいたま市内で開いた国政報告会を兼ねた集会で、「やりたいことを実現するにはリーダーとしてやらせていただくのが一番適切だと判断した。党内の仲間からも『おまえがやるしかない』と言われている」と述べ、辞任表明した蓮舫代表の後任を選ぶ党代表選に立候補する意向を表明した。前原誠司元外相も出馬の方針を示しており、旧民主党政権の中核だった2人に加え、若手の玉木雄一郎幹事長代理も模索している。代表選は党員・サポーターも参加し、9月上旬までに実施される見通し。

 旧民主を含めて県選出の国会議員が代表選に出馬するのは初めて。集会は党員やサポーター、支持者向けに定期的に開いている。

 枝野氏は東日本大震災が発生した時の官房長官や菅直人、海江田万里、岡田克也各代表の下で幹事長を務めた経験に言及。「党が厳しい時にリーダーを支える仕事をした。(2012年の衆院選で野党に転落した時と比べ)今の方が大変だが、こういう(代表選に立候補する)時の経験だったと思っている」とし、「民主党政権の失敗は負ではなく財産。過去の失敗から逃げず、同じ失敗をしてはいけない」と党の再生、党勢回復に向けて意欲を示した。

 安倍政権を「自己責任と自由競争を強調して、政治の責任を放棄している」と批判する一方、民進党の支持率が低迷している現状に触れ、「(今は)ぼろぼろの器でも自民党に代わる受け皿の中身をしっかりさせなけといけない。新しい器をつくっている時間はない」と主張。「お互いを支え合う共生社会を実現させる」と訴えた。

 野党共闘については「戦術論のレベル。民進が掲げる綱領に左右されることなく協力、応援してくれる人を排除する理由はない」とし、代表選の争点にはならないとの見解を示した。

 枝野氏は弁護士出身で、1993年に日本新党から旧埼玉5区に立候補し初当選。現在8期目。民主党政権で官房長官や経済産業相などを務めた。

最終更新:7/30(日) 10:30
埼玉新聞