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キンコン西野はなぜウケる? SHOWROOM社長・前田裕二が分析

7/30(日) 11:00配信

TOKYO FM+

鈴木おさむがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組、7月28日(金)の生放送では、株式会社SHOWROOMの代表取締役・前田裕二さんが登場しました。

前田さんが手がける「SHOWROOM」は、誰でも配信可能な動画サービス。AKB48グループや乃木坂46、欅坂46などのアイドルグループが生配信したことでも話題となりました。若者を中心に絶大な人気を誇る「SHOWROOM」は、なぜここまで反響を呼んだのでしょうか。そのルーツは前田さんが小学生時代、街中で行なっていた弾き語りにありました。

また、前田さんは多くの人を惹きつけるキングコング・西野亮廣さんについても言及しました。

鈴木「今おいくつですか?」

前田「今年30歳になりました」

鈴木「『SHOWROOM』ですが、これ何サービスって言うんだろう?」

前田「一応、ライブ配信サービスとか、ライブストリーミングサービスって言われているんですけど、駅前での弾き語りをネット上に持ってきました、と考えてもらえると分かりやすいです。動画でもパフォーマンスがよければ、観ている人がギフトを飛ばすわけなんですけど」

鈴木「俗に言う投げ銭だよね。ライブ配信に対して観覧者がコール&レスポンスができて、応援として投げ銭ができる」

前田「そうですね。いったん『SHOWROOM』でギフトを計算し現金化もできますが、有名な雑誌にモデルとしてデビューできるとか、テレビに出れます、なんてものもあります。夢をかなえつつ、生活の基盤を作ることもできるサービスです」

鈴木「8歳で両親を亡くして小学生のときから『どうにかしてお金を稼げないか?』って考えて弾き語りを始めたことが『SHOWROOM』のベースになっているとか」

前田「自分の歌なんかプロと比べたらうまくないけど、プロと同じ金額が欲しいと考えたのがきっかけですね。まずはオリジナル曲を歌うことに価値が生まれると思ったんですけど、全然人が立ち止まらなくて」

鈴木「うんうん」

前田「その後にカバーに切り替えて、オリジナルでの人数と比較して検証を積み重ねていったりとか。弾き語りの最初の壁って、怖くて誰も立ち止まれないってところなんです」

鈴木「うん」

前田「だからみんな遠巻きに見るんですが、彼らを自分の話しかけやすい範囲に近づけるかが勝負なんです。方法として、ひとつはみんなが知るカバー曲を歌うこと、もうひとつは小学生が絶対歌わなそうな曲を歌ってギャップを作る」

鈴木「それを自分で考える。小学生が(笑)」

前田「僕は吉幾三さんとか狩人とか歌っていたんですけど。狩人を歌っている小学生がいたら“なんなんだ?”って興味を持って寄ってきてくれるんですよね。そこで会話が生まれて関係性を築いていくんです。関係性ができた後、そこで初めてオリジナル曲を歌うと投げ銭をしてもらえる」

鈴木「すごいよね。やっぱり1回来た人としゃべることが大事なんですよね……。えー、質問が届いております。『前田さんが影響力があると思う人は誰ですか?』」

前田「最近だとキングコングの西野(亮廣)さん」

鈴木「なぜですか?」

前田「彼、絶対うそをつかないんですよ。お金をもらって宣伝することは一切しない」

鈴木「あーなるほど、なるほど」

前田「彼を知る人たちは『西野さんが紹介するものであればいいものだ』と信じることができる。信用があるんです。次世代のマーケティングを実践しているなと思いますね」

鈴木「それって簡単そうで難しいですよね」

前田「テレビCMとかガンガン断っていますからね。オファーがきているのに断るって、普通できなくないですか?」

鈴木「うん」

前田「自分がいいと思っていないものを紹介すると『あいつはなんでもやる』って評判が立ってしまうから」

鈴木「難しいよな~」

(TOKYO FMの番組「よんぱち」2017年7月28日放送より)

最終更新:7/30(日) 11:00
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