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凸版印刷が組合との団交拒否 都労委に「今後、繰り返さない」と反省文の張り出しを命じられる

7/30(日) 11:25配信

BuzzFeed Japan

印刷業界大手の凸版印刷(金子眞吾社長)が、東京都労働委員会(都労委)から、組合の求める団体交渉に応じろと命じられた。命令書(7月4日付)によると、凸版印刷はさらに、新聞紙2ページの大きさの白紙に、楷書で「今後、このような行為を繰り返さないように留意します」と墨書して社内に張り出すことも命じられた。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

凸版印刷といえば、印刷業界2大トップの一角。グループ連結で売上高1兆4千億円、従業員5万人を擁する大企業だ。どうしてこのような命令を受けることになったのか。

命令書によると、経緯はこのようなものだった。

凸版印刷の男性社員は、上司からのパワハラと不当な配置転換命令を受けたと訴え、企業別労組の凸版労組に相談したが「取り合ってもらえなかった」。そのため2016年3月、個人で加盟できる労働組合の「日本労働評議会」(労評)に加入した。

労評は2016年3月と4月に団体交渉を求めたが、凸版印刷は応じなかった。そのため、「団体交渉に応じないのは、不当労働行為だ」として、東京都労働委員会に救済を申し立てた。

労働組合法上、労働組合が団体交渉を求めた場合、会社は応じる義務がある。

なぜ、凸版印刷は、団体交渉に応じなかったのか?

その理由は次のようなものだった。

凸版印刷は、組合に送った2016年4月22日付けの文書で、労評について「貴殿らがいかなる団体であるか知りません」と主張した。

そして、労評が労働組合であることについては「当を得ないものと思料いたします」とした。

他の論点への回答も、次のような調子だった。

・団体交渉について
「『申入』をなしうるとする事実的および法律的根拠についてお示しください」

・組合が提案した日時について
「当を得ないものと思料いたします」

・組合が提案した、団体交渉の場所と出席者の案について
「貴殿らが、所論場所及び所論出席者で団体交渉を申し入れるべき根拠をお示しください」

結局のところ凸版印刷は、労評を「組合とは認めない」ので、組合側の主張について「当を得ない」(=まとはずれだ)などと主張しているわけだ。

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最終更新:7/30(日) 13:22
BuzzFeed Japan